品川区に巨大な「手話アート」が登場 デフリンピック

品川区に巨大な「手話アート」が登場 デフリンピック

野田枝里子2024年10月31日 10時45分

 2025年11月に東京で初開催される聴覚障害がある人たちの国際スポーツ大会「デフリンピック」を知ってもらおうと、東京都品川区で手話をモチーフとした「壁面アート」が展示されている。

 壁面アートは目黒川の御成橋近くで、東五反田2丁目の工事現場にある仮囲いに展示されている。縦約2・7メートル、横約20メートルの大きさで、イラストレーター門秀彦さんが手がけた「デフリンピックをテーマにした作品」と「mirukikuhanasu」の2作品を壁面アート用にアレンジした。

「手話アート」を手がけた門秀彦さん
「手話アート」を手がけた門秀彦さん=品川区提供

 サッカーやテニスといったデフリンピックの競技のほかに、「デフリンピック」や「あいさつ」、「おつかれさま」などといった言葉を手話で表現した様子などが描かれている。門さんは「手話はかたいイメージを持たれている方もまだまだいる中で、いきいきとカラフルでポップな絵を通して、先入観を持たずに豊かなコミュニケーションの手段として知ってもらえるよう表現した」と話す。

 区によると、工事期間中の27年ごろまで展示される予定という。(野田枝里子)


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