2025年10月12日 3時00分
伊東市

日本代表選手(左側)に応援フラッグを贈る中嶋さん(右)と永田さん(右から2人目)=伊豆市の修善寺生きいきプラザ
聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」の開催を目前に控え、伊豆市は11日、自転車競技の日本代表選手を激励する壮行会を修善寺生きいきプラザで開いた。応援フラッグや音を使わずに手や腕の動きで応援する「サインエール」を選手に贈り、日本勢のメダル獲得を祈った。
ロード、マウンテンバイクの代表7選手と両競技の監督が登壇した。市民を代表し、「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出場した永田千怜さん(三島南高2年、中伊豆中出)が激励の言葉を手話で贈った。「メダル獲得報告会の開催を望んでいる。市民みんなで応援しよう」などと伝えた。永田さんはサインエールを紹介し、会場の市民と一緒に選手を応援した。
市民のメッセージを寄せた応援フラッグは、永田さんと伊豆総合高生徒会長で自転車部部長の中嶋兜稀さんが選手に手渡した。ロード競技に出場する郷原輝久選手(京都府)は「日本人としての誇りを持ち、正々堂々取り組む。金メダル獲得へ全力を尽くす」と意気込みを語った。
デフリンピックは11月15~26日に開催される。自転車競技は17~25日、同市大野の日本サイクルスポーツセンターで実施される。事前申し込みはなく、無料で観戦できる。詳細は公式ホームページへ。
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