
手話に挑戦したのは宮古市の花輪小学校の4年生21人です。
21人は体が不自由な人の気持ちに寄り添い、自分たちに何ができるか考える授業を受けていて、17日はこの授業の一環で講師として手話通訳士が招かれました。
授業ではまず、話す時の口の動きで言葉を読み取る「口話」に挑戦し、子どもたちどうしで問題を出しあって答えていました。
しかし「ジャムサンド」と伝えたつもりなのに「パイナップル」と答えが返ってくるなど、口の動きだけでは会話が難しいことを学んでいました。
そのうえでジェスチャーでも人に思いを伝えることができるとして、いくつかの基本的な手話を習いました。
このあと子どもたちは手話で自分の名前や「好きなものは野球です」などと伝える自己紹介に挑戦していました。
やってみた児童は「手話は難しいものと思っていましたが、意外に簡単だと思いました。教わった手話を使って一緒に話したいです」と話していました。
講師を務めた手話通訳士の加賀留美子さんは「人とコミュニケーションをとる方法は手話以外にもたくさんあるということを知ってもらえたと思います。障害について多くの人に理解が広まっていけばと思います」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。
