2025/08/11 19:37
11月に行われる聴覚障害者の国際スポーツ大会、デフリンピック東京大会に出場するゴルフの男女代表が10日、決まった。

デフリンピック日本代表に決まった男女の選手たち
長野県佐久市で行われた選考会を経て、男子の袖山哲朗、女子の中島梨栄の2人が新たに代表入りし、すでに内定していた男子の前島博之、渕暢之、女子の辻結名と合わせて男子3、女子2の計5選手が日本代表として大会に臨むことになった。日本デフゴルフ協会によると、ゴルフは2017年のトルコ・サムソン大会でデフリンピックの正式競技となり、日本の出場は今回が初めて。
陸上でこれまで3度デフリンピックに出場した経験のある前島は「陸上ではメダルを取れなかった。ゴルフでメダルを取ることが一番の目標」と意気込みを見せた。中島はデフフットサルの女子日本代表としても長く活躍し、ゴルフは始めて5年ほど。「ゴルフ歴は浅いけれど練習量では誰にも負けない。良い結果を残せるよう努力したい」と力を込めた。
渕は「49歳でチーム最年長。『中年の星』としてメダル獲得に向けて頑張りたい」、袖山は「小学5年生でデフゴルフを始めた。本番では頑張って結果を出したい」とそれぞれ決意を示した。
デフリンピックは男女の個人戦と混合団体戦が「若洲ゴルフリンクス」(東京都江東区)で行われる。
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