聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」が、11月に日本で初めて開催されます。PRのためにキャラバン活動が全国で行われていて、22日は青森市でメダルの試作品などが公開されました。
デフリンピックは聴覚障害があるアスリートの国際大会で、1924年にフランスで始まってから2025年で100周年となります。
日本初開催のデフリンピックが11月15日から開催されるのを前に、PRカーが大会の周知のために全国を巡回しています。
青森市では、22日~24日まで市役所で展示コーナーが設けられ、あだち充や高橋留美子など人気漫画家が描いたイラストとともに、「陸上」や「空手」など実施される21競技が紹介されているほか、大会で贈られる金メダルのレプリカも見ることができます。
青森市ろうあ協会 木村由紀子 会長
「耳が聞こえないこと、理解をしてもらいたいことを周知することが大事。そのためにもPRを呼びかけたい」
青森市 西秀記 市長
「まず存在を知ってもらい、自分も挑戦してみようという気運を作っていければいい」
デフリンピックの陸上競技には、男子100mで連覇を目指す佐々木琢磨 選手(五戸町出身)と、女子やり投げに初出場する古川瑛梨奈 選手(八戸市出身)の2人が日本代表に内定しています。
リンク先はATVというサイトの記事になります。