2026年2月16日
ニュースにおける聴覚学
小児聴覚学者は、米国の子供の機能を調査した国立健康統計センターのレポート (Weeks et al., 2025) に興味があるかもしれません。
Weeksら(2025)は、2021~2023年の全国健康インタビュー調査(National Health Interview Survey)のデータを使用しました。ワシントングループ(WG)/国連児童基金(UNICEF)の児童機能モジュール(CFM; UNICEF, 2022)は、児童機能を評価するため、2019年にNational Health Interview Surveyに追加されました。CFMは、児童の年齢に応じて異なる質問をします。2~4歳用と5~17歳用があります。質問の正確な文言、および報告書におけるデータ収集・分析方法については、Weeksら(2025)を参照してください。
2~4歳の子どものうち、約25%が機能に何らかの困難を抱えていたのに対し、5~17歳の子どもでは50%強が機能に何らかの困難を抱えていました。機能に何らかの困難を抱えていると報告した子どものうち、両年齢層において、複数の機能領域で困難を抱えていると報告された子どもよりも、1つの機能領域のみで困難を抱えていると報告された子どもの方が多かったです。
聴覚とコミュニケーションは、両年齢層において評価対象となった機能領域の2つでした。両年齢層とも、約2%の子どもが聴覚に何らかの困難を抱えており、コミュニケーションに困難を抱える子どもの割合はより高くなっていました。2~4歳では18.7%が何らかのコミュニケーションに困難を抱えていたのに対し、5~17歳ではわずか7.3%が何らかのコミュニケーションに困難を抱えていました。聴覚関連の機能に関する質問では、補聴器の使用状況について質問し、その使用状況も考慮された点に留意する必要があります。
選択された社会人口学的要因に基づく機能の違い(複合指標のみ)も評価されました。これらの結果については、報告書全文をご覧ください。
参考文献
UNICEF (2022).子どもの機能に関するモジュール:質問票. 2025年12月30日閲覧。
Weeks, JD, Madans, JH, Black, LI, Elgaddal, N., & Zablotsky. B. (2025).米国の子どもにおける機能障害:2021~2023年. Natl Health Stat Report. 9月;(218):1~20.
リンク先はAMERICAN ACADEMY OF AUDIOLOGYというサイトの記事になります。(原文:英語)
