ろう者の私が、映画制作にかかわって気付いたこと(前編)

ろう者の私が、映画制作にかかわって気付いたこと(前編)

ろう者たちが手話で「音楽」を奏でるアート・ドキュメンタリー映画「LISTEN リッスン」(2016年公開)。

既存の映画が、聴者による「聴文化」を前提としていることに問題意識を持ち、ろう者当事者の視点から問い直した同作は大きな反響を呼びました。

公開から7年経った今、書籍「『LISTEN リッスン』の彼方に」(論創社)が出版されました。

監督の牧原依里さん、雫境(だけい)さんが考えたことや、さまざまな分野で活動する表現者・研究者たちとのトークや論考などが一冊にまとまっています。

筆者が映画「LISTEN リッスン」の共同監督を務めた牧原依里さんと出会ったのは2016年。

牧原依里さんは、ろうの両親を持ち、ご自身のアイデンティティもろう者です。

「博報堂DYアイ・オー」に勤務するかたわら、映画制作学校「ニューシネマワークショップ」で半年間学び、2016年には「ろう者の音楽」をテーマとした映画「LISTEN リッスン」の共同監督を務めます。

現在もこうした視点から表現を模索している牧原さんの活動の背景にあるものを掘り下げていきます。

リンク先はalternaというサイトの記事になります。
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