「可能性にふたをしていた人も多い。一歩踏み出してみる」 障がいを特別なものにしない ビジネスで社会課題の解決を図る企業 山梨・KEIPE

「可能性にふたをしていた人も多い。一歩踏み出してみる」 障がいを特別なものにしない ビジネスで社会課題の解決を図る企業 山梨・KEIPE

2026年2月17日(火) 20:45



ビジネスを通じて社会課題の解決を図る取り組みが山梨県内でも進んでいます。

甲府市の企業は、障がいがある人の飲食店などへの就労支援をしながら、障がいを特別なものにしない社会の実現を目指しています。

ユニバーサルカフェ&レストランCOLERE(コレル) 山梨県立美術館

ユニバーサルカフェ&レストランCOLERE(コレル) 山梨県立美術館
甲府市の県立美術館。


建物の一角にあるのがユニバーサルカフェ&レストランCOLERE(コレル)です。

COLEREは『障がいを特別なものにしない社会に』を目標に掲げる甲府市のKEIPEが母体となって運営し、12人のスタッフのうち10人が体やこころに障害があります。

レストランの名前『COLERE』には「誰もがここに来て楽しめる場所」、「誰もがここで働くことができる場所」にしたいという思いが込められています。

バリスタ 大久保洋文さん

バリスタ 大久保洋文さん


自慢のコーヒーは甲府の人気カフェ「寺崎コーヒー」で指導を受けました。
バリスタの大久保さんは耳に障害があります。

西垣友香キャスター:
「淹れていただいたコーヒー、いただきます」
「いい香り。見た目はスッキリですがボディー感がしっかりと届きます。酸味のバランス、後味のスッキリさ、最高に整っています。美味しいです」

ーお客さんから言われて嬉しかったことや反響は?
ホール/バリスタ 大久保洋文さん(難聴):
「自分が淹れたコーヒーがおいしかったと、帰る際に言ってくれるので、それがうれしかったです。やりがいがあると感じています」

ホール 中山ゆう子さん

ホール 中山ゆう子さん


ホール 中山ゆう子さん(統合失調症)
「最初はコミュニケーションがとれるか分からなかった。だんだんお客さんと接していくうちに接客の楽しさが分かってきて、お客さんにまた来るねと言われるとうれしいです」


甲府市丸の内にあるKEIPEのオフィス

続いてやってきたのは甲府市丸の内にあるKEIPEのオフィスです。こちらはKEIPEが行っている障がい者就労支援の拠点の一つ。

他にも地域の課題解決に向け、誰もが活躍しながら取り組める様々な事業を県内で展開しています。

KEIPE 赤池侑馬代表

KEIPE 赤池侑馬代表


KEIPE 赤池侑馬代表:
「障がい者の就労支援ということで企業に送り出すだけではなく、経済的な価値も一緒に作ることができることを地域で体現する事業をしている」
「例えばサービス業は(障がい者は)仕事するのが難しいと言われていたが、実践して事業を体系化して皆が思いを変えていけると地域も変わってくる」

就労支援リクルートスタッフ 岩下咲月さん

就労支援リクルートスタッフ 岩下咲月さん(精神遅延):
「働く喜びを体現していきたい」

これはKEIPEが行なっているユニークなトレーニングの一つ。

障がいがある人が自らの思いをプレゼン形式で発表することにより、自主的に働く意欲やコミュニケーションスキルが育まれます。

軽度な知的障害がある岩下さんは利用者から正社員となり、現在は障がいを持つ人をサポートしています。

就労支援リクルートスタッフ 岩下咲月さん(精神遅延):
「ここにいていいと初めて思える場所ができました。今後の目標は、誰もがふたをされずに働ける環境をつくっていくこと。みんなに寄り添っていたいし、一緒に仲間として働きたい。ワクワクします」


障がいが特別ではない社会を目標に掲げるKEIPEが、いま大切にしているキーワードは甲州弁でやってみなさいを意味する『やってみ』です。

KEIPE 赤池侑馬代表

KEIPE 赤池侑馬代表:
「今まで自分の可能性にふたをしていた人も多い。私自身もそう。ちょっと怖いけど一歩踏み出してみる。そうすると今まで見ていた景色や思い込んでいたものが変化してくる。それを僕たちは関係性が変わると言っている」

「そのためには、それ無理だろうとか、自分はこれはできないというものに対して一歩踏み込んでみるということが、自分たちとして一番大事にしている企業文化であり、言葉であると思っている」


リンク先はUワクUTYというサイトの記事になります。


 

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