【大相撲】田子ノ浦親方、名古屋の千種聾学校を慰問 力士の登場に目を輝かせる子どもたちに、手話で「楽しく過ごしましょう」とあいさつ

【大相撲】田子ノ浦親方、名古屋の千種聾学校を慰問 力士の登場に目を輝かせる子どもたちに、手話で「楽しく過ごしましょう」とあいさつ

2025年7月4日 17時22分

千種聾学校を訪れ、手話であいさつする田子ノ浦親方(左から3人目)ら

千種聾学校を訪れ、手話であいさつする田子ノ浦親方(左から3人目)ら


 大相撲名古屋場所(13日初日、IGアリーナ・中日新聞社共催)で瀬戸市に宿舎を持つ田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が4日、部屋の力士と名古屋市千種区の千種聾(ろう)学校を訪れ、幼稚部と小学部の子どもたちと交流した。

 親方と力士が登場すると、力士を子どもたちの目が輝いた。荒木紫野舞(しのぶ)校長は「見ているときの姿で子どもたちの集中力が分かる。本当にいい経験になりました」と話した。

 親方は両親に聴覚障害があったため、角界で唯一、手話ができる。「皆さんこんにちわ。短い時間ですが、楽しく過ごしましょう」と親方は手話であいさつ。荒木校長も、それで「子どもたちとの距離がグッと縮まった」という。

 四股や、若い力士が相撲を取ると、親方は手話で礼の大事さなどを説明しながら教えた。喜びを体で表現する子どもたちを見て親方は、「ほんとにうれしいのかは顔を見て分かります。言葉だったらトーンで分かりますけど、聴覚障害の人は表情で読むんです」と語った。

 「お相撲さんも勉強になった。喜んでもらうのはすごいプラスになる。逆に力をもらいました」と若い力士の成長にも期待する親方。聾学校を訪れることは直前まで知らされていなかった4人の力士も、最後は手話で「ありがとう」とお礼を言っていた。


リンク先は中日スポーツというサイトの記事になります。


 

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