2026年5月1日 19:24
662グラムで生まれた小さな赤ちゃん。知的障害や難聴を抱えながらも絵を描く喜びを見出し、先週から初めての個展を開いています。彼女を絵の世界に導いたのは、今は亡きお母さんでした。
豊かな色彩で描かれる桜島や日常の風景、そしてそこに息づく生き物たち。日置市のギャラリーで先月24日から始まった内田 有紀さんの個展です。
31年前、有紀さんは662グラムで生まれた超低出生体重児でした。幼い頃から絵を描くのが好きで、聾学校を卒業後、画家の佳月優さんの元に12年通い、油絵を描き続けてきました。知的障害や難聴を抱える有紀さんにとって、絵は言葉ではうまく伝えられない想いを自由に表現できる世界でもあります。
(内田有紀さん)
「(Q絵を描いている時はどんな気持ち?)楽しいです。描き続けたい」
(父・内田強さん)
「集中力がすごい。最初の頃と比べると絵が明るくなってきたなと思う」
「無事に育つだろうか」と不安でいっぱいだった日々。夢中になれる絵に出会い、喜びも悔しさも経験しながら有紀さんは大きく成長しました。会場には、お母さんに宛てた手紙も。
『初めての個展、お母さんにも直接見てもらいたかったです。天国から見ていますか?』
有紀さんに絵を勧めた母・ゆかりさんは8年前、52歳の若さでこの世を去りました。
(父・内田強さん)
「天国にいる妻もすごく喜んでいると思う。これほど多くの方に足を運んでもらえると思ってなかったので有紀は幸せだなと思う。有紀の描きたい絵を描いてもらえれば親としてはうれしい」
内田有紀さんの個展は6日まで日置市の旧野首小学校にあるギャラリーで開かれています。
最終更新日:2026年5月1日 19:24
記事のポイント!
662グラムの超低出生体重児として生まれ、知的障害や難聴と向き合いながら成長してきた女性が、初めての個展を開催したニュースです。幼い頃から絵を描くことを支え続けた母への感謝や、言葉では伝えきれない想いを絵で表現する姿が丁寧に描かれています。作品の変化を見守ってきた家族の言葉からも、絵が本人の生きがいや成長につながっていることが伝わる内容です。
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原文掲載元はこちら
https://news.ntv.co.jp/n/kyt/category/society/ky645b2b9b7e9d4ccd956d892b78d85b7d

