好き・得意・大事を伸ばせる居場所 眼差しの原点はろう者の両親

好き・得意・大事を伸ばせる居場所 眼差しの原点はろう者の両親

2026年04月12日(日) 放送分
デフアカデミー/尾中友哉
ろう難聴児の放課後等デイサービスVol.1399

デフアカデミーの子供達

大阪の雑居ビルの一室に、子どもたちの笑いが絶えない教室がある。
ろう・難聴児に特化した放課後等デイサービス「デフアカデミー」だ。チームワークを育むプログラムやキャンプやクリスマス会など活動は幅広い。目指しているのは、自分の好きなことを好きにできる「居場所」づくり。取材中、子どもたちは手話で冗談を言い合い、生き生きと走り回っていた。
教室を運営する認定NPO法人代表の尾中友哉は「耳が聞こえない両親のもとで育った聴者(コーダ)」だ。勉強が好きで教師を夢見ていた尾中の父は、ろう者であることを理由に自らその道を断念した。「これは社会にとって損失ではないか」その思いが、教育支援を志す出発点だと話す。
取材中に出会った12歳の御琴さん。賑やかな教室で、ひとり絵を描くことに夢中になっていた。そっと覗いてみると、描いていたのは独創的な大作漫画。けれど誰にも見せたことがないという。尾中とスタッフは「単行本を作ってみないか」と御琴さんに持ちかける。御琴さんにとってもスタッフにとっても初めての挑戦が始まった。
こうした活動は全国的にも珍しく、手探りの運営が続いている。スタッフは、聴者とろう者が半々で、日々のコミュニケーションには手話を用いる。また、運営するNPO法人の資金は潤沢とは言えない。カメラは、尾中が投資家に寄付を直談判する姿も追った。
「自分らしく生きるとはどういうことなのか」
ろう者と聴者、大人と子ども、理想と現実...多くの垣根を乗り越えて奮闘する小さな教室の半年を見つめた。

 

記事のポイント!

ろう・難聴児が自分らしく過ごせる居場所づくりに焦点を当てた記事です。手話を軸にした支援や創作活動、ことばを広げる取り組みを通じて、一人ひとりの好きや得意を伸ばす実践が描かれています。聞こえにくさへの理解を深めたい方にもおすすめです。

 

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気になる症状がある場合は

聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。 


原文掲載元はこちら 

 https://www.mbs.jp/jounetsu/2026/04_12.shtml

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