手話で語る人

手話で伝え合う、恋愛リアリティ番組。グッドニュース5選【2026年5月前半】

5月 18, 2026 by IDEAS FOR GOOD 編集部 in まとめ

手話で語る人


社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン、IDEAS FOR GOODの編集部が選ぶ、今月の「ちょっと心が明るくなる世界のグッドニュース」。前回の記事では、優しい人だけが泊まれるスイートルームや、かつて本だったピクニックシートなどを紹介した。

日々飛び交う悲しいニュースや、不安になる情報、ネガティブな感情ばかりを生む議論に疲れたあなたに。世界では同じくらい良いこともたくさん起こっているという事実に少しのあいだ心を癒し、また明日から動き出そうと思える活力になれば幸いだ。

 

愛に溢れた世界のグッドニュース5選

01.手話で進行する、新しい恋愛リアリティ番組

恋愛リアリティ番組で交わされる、ときにロマンチックで、ときにもどかしい言葉のやりとり。そのひとつひとつが、声ではなく手話を中心に描かれたとしたらどうだろう。

英国で、全編を英国手話(BSL)で進行するリアリティ・デート番組『Hold My Hand』が配信されている。番組を手がけるのは、聴覚障害者や手話コミュニティに焦点を当てたテレビ番組を制作・放送するプラットフォーム・Lumo TVだ。司会を務めるのは、聴覚障害のある双子のハーモンとハーモダ。出演者は、ろう者の親を持つ人々、いわゆるCODAである。

番組では、出演者たちが現代の恋愛における期待や戸惑い、すれ違いを、BSLを通じて乗り越えていく姿を追う。聴覚障害者の文化、言語、そしてコミュニティの実体験を主軸に据えることで、恋愛番組やリアリティ番組における「表現」「多様性」「包摂」のあり方を問い直している。

インクルーシブな番組づくりとは、既存の番組に字幕や通訳を足すことだけではない。誰の言語を中心に据えるのか、誰の経験を物語の出発点にするのか。その設計自体を変えることでもある。『Hold My Hand』は、ろう者や手話コミュニティの視点から恋愛リアリティ番組をつくることで、アクセシビリティを「後から加える配慮」ではなく、表現を豊かにする力として示している。

Instagramのぺージ「watchlumotv」

記事のポイント!

英国で配信されている恋愛リアリティ番組『Hold My Hand』は、全編を英国手話で進行する点が特徴です。番組には、聴覚障害のある人や、ろう者の親を持つ聞こえる子どもであるCODAも登場し、手話を日常の言語として使う人々の恋愛や人間関係を描いています。字幕や通訳を後から加えるだけではなく、手話を中心に据えた番組づくりを通じて、アクセシビリティとメディア表現の新しい可能性を伝える内容です。

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聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。 


原文掲載元はこちら 

 https://ideasforgood.jp/2026/05/18/good-news-48/

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