第27回日本言語聴覚学会

第27回日本言語聴覚学会にて「発音チェックシート」開発や、学校と協働した「オンラインことばの教室」の取り組みなど日頃の成果を発表

2026年07月15日 09:00 (07月15日 10:32更新)

第27回日本言語聴覚学会

一般社団法人ことばサポートネット

2026/6/26~27の2日間、広島県で開催された第27回日本言語聴覚学会に参加してまいりました。演題発表とPR展示を行い、貴重な意見交換を行うことができました。

当法人からは、子どものことば・発音の育ちや、その指導に関する演題を4つ発表いたしました。


演題発表

ポスター発表(26日)

子どもの機能性構音障害に関する啓発ポスター「知ってほしい、構音障害」を用いた認知度向上への取り組み(中井みつ穂):
構音障害に対する社会的な認知度向上を目指す草の根活動として、共感の声をいただきました。

地域・国境を越えたSTによる発達支援:無料オンラインイベント「ことばすくすくライブ」の開催報告(松本竜弥):
海外在住という環境でも、母国語での手遊び等に触れられる機会は有意義だと、オンラインを活用した新しい形態の発達支援として関心をお寄せいただきました。

 

口頭発表(27日)

5歳児健診における発音評価支援のためのチェックシートとガイドブックの開発(堀由香):
言語聴覚士に限らず、5歳児の発音をスクリーニングできる発音評価ツールの開発について報告しました。発表の際、開発したチェックシートの現物が当法人のPRブースにある旨をご案内いたしました。発表を聴いて、展示ブースまで足を運んでくださった方もいらっしゃり、実物をご覧いただきながらより詳細な仕様や活用方法についてお伝えすることができました。

小学校の言語障害通級指導教室(ことばの教室)におけるオンラインビデオ会議システムを活用した教員と言語聴覚士が連携して行う授業実践の報告 第2報(埜藤奈美):
昨年に引き続き、オンラインシステムを用いて、小学校の授業にSTが遠隔で介入するという取り組みについて報告し、今後の地域連携における有効性と課題について議論を深めました。

 

シンポジウムへの登壇(26日)

中国新聞ホール
「就学前の子どもの発達を支える連携の輪:5歳児健診におけるSTの役割と未来」

司会:赤壁 省吾氏(日本言語聴覚学士協会 障害福祉部)
コメンテーター:中川 信子氏(子どもの発達を考えるSTの会)
演者:赤壁 省吾氏、西田 香利氏、埜藤 奈美、篠原 里奈氏  提言:石丸 文至氏 

報告1:協会実施アンケートから見る 5 歳児健診の現状と課題
報告2:都道府県士会での取り組み
報告3:民間における ST の役割:構音チェックの実践を中心に
報告4:行政 ST の立場から:保健センターにおける 5 歳児健診の実際
提言:国の施策と今後の展望:5 歳児健診支援事業について
総括:(総合討論総括)

※報告3「民間におけるSTの役割」を、当法人代表の埜藤奈美が担当いたしました。

 

記事のポイント! 

子どもの構音障害への理解を広げる啓発活動をはじめ、5歳児健診で専門職以外も活用できる発音チェックシートの開発、海外の子どもを支援するオンラインイベント、小学校と連携した遠隔授業など、多様な実践が紹介されています。言語聴覚士の専門性を地域や学校、家庭につなげる取り組みと、今後の課題を知ることができます。

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気になる症状がある場合は  

聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。 


原文掲載元はこちら

 https://www.sanyonews.jp/article/1955142

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