米アカデミー賞6部門ノミネート、“音楽の世界に生きる人”にフォーカスしたおすすめ映画3作品を一挙紹介

米アカデミー賞6部門ノミネート、“音楽の世界に生きる人”にフォーカスしたおすすめ映画3作品を一挙紹介

2025/03/19 18:00

3月2日(現地時間)にアメリカで開催された第97回アカデミー賞授賞式。これまでノミネートされてきた作品の中には、心に残る名作が多数存在する。今回は、その中から“音楽の世界に生きる人”の人生を描いたおすすめ作品をピックアップ。「TAR/ター」「エルヴィス」「サウンド・オブ・メタルから聞こえるということ~」の3作品のあらすじや見どころについて紹介していく。

(中略)

「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」メインビジュアル(C) 2020 Sound of Metal, LLC. All Rights Reserved.

「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」メインビジュアル(C) 2020 Sound of Metal, LLC. All Rights Reserved.


難聴になったドラマーの人生を描く「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」

最後に紹介するのは、第93回アカデミー賞で音響賞、編集賞を受賞したほか、作品賞を含む主要6部門にノミネートされた映画「サウンド・オブ・メタルから聞こえるということ~」(2021年日本公開)。突然難聴になってしまったアバンギャルドメタルバンドのドラマー・ルーベン(リズ・アーメッド)の人生を描いた物語だ。

難聴者のコミュニティに連れていかれたルーベンが、前向きに生きるコミュニティの人々とともに過ごしながら、現実を受け入れることの難しさに直面。そして、彼は自分の人生を前に進めるためにも“ある決断”をする――。

本作の見どころとなるのは、“聴覚で味わう映画”である点だ。音響デザイナーのは、主人公・ルーベンを取り巻く音の環境をより深く味わえるように仕上げている。実際に全編を通して“音”と“静寂”のコントラストが巧妙に表現されており、ルーベンが体験した人生の切なさや挫折、そして再生を、より“自分事”として捉えることができるだろう。

そんな本作でルーベンを演じたのは、「ナイトクローラー」や「ヴェノム」などに出演するリズ・アーメッド。ドラムの練習とASL(アメリカ手話)の習得に打ち込んだそうで、彼の心を揺さぶる演技は見どころの一つとなっている。

なお動画配信サービス・Huluでは、今回紹介した「TAR/ター」「エルヴィス」「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」の3作品をレンタル配信中。

「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」をHuluで見る



▼「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」Hulu番組ページ▼
https://www.hulu.jp/store/sound-of-meta

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