2026.05.1009:48
講師の今川竜二医師
耳の不自由な人が医療を受ける際の課題について知ってもらおうと、聴覚障害のある医師による講演会が、神戸市で行われました。
講演を行ったのは、東大阪市の病院で総合診療医として勤務する今川竜二(いまがわりゅうじ)さんです。
2013年に医師の国家試験に合格した今川さんは生後半年で先天性の難聴と診断されました。
今川さんは医療従事者や福祉関係者らおよそ150人を前に耳の不自由な人が病院を受診する際、自身の症状や医師の説明が互いに伝わらず、適切な医療が受けられないなどの課題を説明しました。
また今川さんは当事者ならではの視点から、診療の際、文字やイラストによる情報の「見える化」や、手話通訳などの医療支援体制の重要性を訴えていました。
一方、三木市では、日常会話レベルの手話を学び、ボランティア活動に取り組む「手話奉仕員」を養成する講習会がきょうから始まりました。
初回は、小学生から70代までの三木市民が参加。
講習会は、2027年2月まで合わせて40回行われ、自己紹介など、日常会話の手話を講義と実技で習得していくということです。
記事のポイント!
先天性難聴のある医師が、自身の経験をもとに、聞こえに不安のある人が病院で直面する「伝わらない問題」を解説した記事です。症状説明や医師の説明が十分に伝わらず、適切な医療につながりにくい現状に触れながら、文字・イラストによる情報共有や手話通訳など、医療現場で求められる支援体制について紹介しています。
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