聴覚障害のある子どもが電車からの避難のしかた学ぶ 浜松

聴覚障害のある子どもが電車からの避難のしかた学ぶ 浜松

静岡 NEWS WEB
01月17日 17時00分

聴覚に障害がある子どもたちが電車に乗っている時に地震が起きた場合の避難のしかたを学ぶ講習会

阪神・淡路大震災から17日で30年です。
浜松市の特別支援学校では、聴覚に障害がある子どもたちが電車に乗っている時に地震が起きた場合の避難のしかたを学ぶ講習会が開かれました。

講習会はJR東海が電車内のアナウンスが聞き取れないおそれがある聴覚障害がある子どもたちに、あらかじめ避難のしかたを学んでもらおうと開き、浜松市中央区の特別支援学校の児童生徒や教職員など30人あまりが参加しました。
はじめに運転士や車掌から地震で急停止した電車から線路に降りる際はおよそ1.3メートルの高低差があるため転ばないよう勢いをつけずに降りることや、津波の危険がある地域では線路に降りたあとオレンジ色の矢印に従って逃げることなどについて説明を受けました。
このあと体育館に移動し、ステージやマットを使って実際に電車の高さから降りる訓練を行いました。
自力で飛び降りるのが難しい場合、下から2人がかりで抱えてもらって降りる方法もあり、参加者たちは腕のつかみ方を講師に尋ねたり、タイミングを合わせたりして練習していました。
中学3年の女子生徒は「通学で電車を使っているので地震が起きたら冷静に車掌の判断を待って避難したいと思います」と話し、中学2年の男子生徒は「地震が起きたら何をすればよいか分かったので安心につながりました」と話していました。


リンク先はNHKというサイトの記事になります。


 

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