聴覚障害児の逸失利益めぐる裁判 「コミュニケーションは音声でやる認識は変わる」聴覚障害ある教授が証言

聴覚障害児の逸失利益めぐる裁判 「コミュニケーションは音声でやる認識は変わる」聴覚障害ある教授が証言

死亡した女の子が聴覚障害を理由に賠償額を減らされた判決の見直しを求めた裁判で、聴覚障害のある大学教授が出廷し、「労働条件も同等になっていく」と述べました。

聴覚に障害があった井出安優香さん(当時11)は6年前、大阪市生野区で歩道に突っ込んできた重機にはねられて死亡しました。

遺族は損害賠償を求めて裁判を起こしましたが、一審は「聴力障害が労働能力を制限しうることは否定できない」として、安優香さんが将来得るはずだった収入、「逸失利益」を平均の85%と判断。遺族は控訴していました。

11日の裁判では、自身も聴覚障害があり、手話やアプリを使って講義などをしている大学教授が証人として出廷。

「コミュニケーションは音声でやるものという認識は今後変わっていく。労働条件も聞こえる人と同等になっていく」などと述べ、一審判決の誤りを指摘しました。


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