
聴覚障害者や外国人らが窓口などで意思疎通できる音声ディスプレイが14日、東京都庁舎の総合案内など38カ所の都施設に設置された。
ディスプレイは幅35センチ、高さ20センチ。音声をリアルタイムに文字に変換して表示し、32カ国語に対応する。聴覚障害者はタブレットで文字を入力する。設置場所は、都庁のほか味の素スタジアム(調布市)などのスポーツ施設、障害者施設、観光情報センター、ろう学校、図書館など。
都庁2階にある総合案内では、関係者によるデモンストレーションがあった。2017年のデフリンピック(聴覚障害者の国際スポーツ大会)陸上競技で3個のメダルを獲得した山田真樹選手が体験し「思った以上にスムーズに表示され、こういうコミュニケーションはとても良いと思った」と感想を語った。(中山高志)
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