乗っているエレベーターが急に停止したら、耳の聞こえない人はどうしたらいいのだろうか。
緊急用のボタンを押しても、外部との音声コミュニケーションは困難だ。
生まれたときから聴覚障害のある「まみねこ」さんは今年4月上旬、横浜市にある「桜木町駅」のエレベーターで「音声による会話が難しい人」のために用意されたメールアドレスを見つけた。
「普段なかなか目にすることのない珍しい取り組みです。多くのエレベーターに広がってほしい」
ほとんどお金のかからないローコスト・ローテクながら、実効性のある対策を調べたところ、ある法律の施行とともに7年前に生まれた取り組みだったことがわかった。
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