教わる社員はiPadで必要な工程を自分のペースに合わせて確認できます。

電気硝子ユニバーサポートが「障害者雇用職場改善好事例」機構理事長賞奨励賞を受賞

記事のポイント! 

聴覚障害のある社員が、音声に頼らず作業手順を伝えられる動画マニュアルを作成したことが注目されます。作業工程ごとの写真をつないだ動画は、手元の動きや道具の使い方を視覚的に示し、繰り返し確認できる仕組みです。導入後は作業習得期間の短縮やミスの減少につながり、作成した社員自身も指導者として評価されました。聴覚障害者への情報保障や合理的配慮が、業務の効率化だけでなく、働く人の能力発揮にもつながる好事例です。

 

― 聴覚障害のある社員がiPadで作成した動画マニュアルで、障害のある社員の業務習得を支援 ―

日本電気硝子株式会社
2026年10月14日 10時00分

 当社の特例子会社である電気硝子ユニバーサポート株式会社(以下、ユニバーサポート)は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)が実施する「令和8年度障害者雇用職場改善好事例」で、同機構理事長賞奨励賞を受賞しました。

 令和8年度の募集テーマは「デジタル技術の活用」です。全国87事業所から応募があり、9月18日に滋賀県庁で表彰式が行われました。

滋賀県庁で表彰式が行われました。

表彰式:JEEDの皆さんと、ユニバーサポートの中﨑法子 障害者雇用統括部長(右から二番目)

 

受賞した取り組み

 聴覚障害のある社員が、障害のある新卒社員を指導するため、iPadで動画マニュアルを作成しました。指導者は業務内容の豊富な知識・技術を持つ一方、音声での細かな説明が難しく、また教わる側にとっても口頭説明だけでは理解しづらいため、十分な意思疎通が図れないという課題がありました。

 マニュアルは、作業を一工程ずつ撮影した写真を順番につないだ構成の動画です。手元や道具の使い方、細かな動きを示し、間違いやすい工程は正しい手順を繰り返し確認できるようにしています。「音声に頼らない」「誰が見ても分かる」「何度でも確認できる」内容で、教わる社員はiPadで必要な工程を自分のペースに合わせて確認できます。

教わる社員はiPadで必要な工程を自分のペースに合わせて確認できます。

iPadを使った作業指導:作業工程ごとの写真をまとめた動画マニュアルをiPadで確認しながら、作業手順を伝える様子。


導入後の効果

 導入後は、教わる社員の作業習熟期間が短縮し、作業ミスも減少しました。指導役が変わっても同じ内容を確認でき、指導内容のばらつきの解消と業務の標準化につながっています。作成した社員自身も指導する役割を広げ、社内のスキルアップ判定でも指導役のグレードが昇格しました。

 

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原文掲載元はこちら

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000074162.html

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