海川 まこと
2026.06.02(Tue)
会社で働いていると、電話応対が発生することがあります。こちらから電話をかけるのは問題ないとしても、かかってきた電話の対応が苦手な人は多いのではないでしょうか。そんな電話対応の不安と成長を描いた作品『会社の電話が怖い新人が、感謝されるまでの話』(作:新月ゆき)がX(旧Twitter)に投稿されています。

電話対応のストレスは退職を考えるほど(新月ゆきさん提供)
物語の主人公・新月は、会社の電話対応に強い苦手意識を持っていました。電話が鳴るたびに「出たくない」と感じながらも、仕事だからと勇気を出して受話器を取ります。しかし、相手の会社名や部署名がどうしても聞き取れません。担当者からは「社名はきちんと確認してもらわないと困る」と言われるものの、何度挑戦しても上手くいかないのです。

電話の声が聞き取りにくくて分からない(新月ゆきさん提供)
難聴を疑ったこともありましたが健康診断では異常なく、プライベートでは特に困ることもないのに、会社の電話になるとなぜか聞き取れないのでした。他の人が普通にできることが自分にはできない状況が、新月をさらに追い詰めていきます。

電話対応が素敵な枝豆さん(新月ゆきさん提供)
例えば「電話の声が遠いようです」と聞き返せばいいと頭では分かっていても、彼女はそれすら怖いと感じていました。そんな恐怖から自信を失った彼女は、これが原因で退職届を提出します。

コツはもう1度聞くこと(新月ゆきさん提供)
そんな作者に室長は、先輩社員・枝豆さんを紹介します。隣で電話応対を見学すると、枝豆さんの話し方は驚くほど聞き取りやすく、落ち着いていました。そして彼女は、「大切なのは、正しい情報を聞き取り、正しく伝えること」だと教えてくれます。

勇気を出して内容を聞き直すことに成功(新月ゆきさん提供)
さらに、電話対応のコツは“もう1度聞くこと”だと話します。完璧に1度で聞き取ろうとするのではなく、必要であれば丁寧に確認すればいいと語ったのです。加えて彼女は「プロになりきること」も大切だといいます。机の上に鏡を置き、笑顔で話すことで自然と気持ちが切り替わり、自信を持って対応しやすくなるのだそうです。

やっと笑顔で電話を繋げられた(新月ゆきさん提供)
新月はさっそく、そのアドバイスを実践してみることに。最初は会社名を聞き取れなかったものの、「お電話が少々遠いようです。もう1度会社名とお名前をお願いできますでしょうか」と落ち着いて聞き返すことに成功します。結果として正確な情報を聞き取り、引き継いだ社員から「ありがとう」と感謝されるのでした。
記事のポイント!
会社の電話応対で、相手の社名や名前が聞き取れない不安は、仕事への自信を失うほど大きな負担になることがあります。この記事では、「一度で完璧に聞き取る」ことにこだわらず、必要な情報を丁寧に聞き返すことの大切さが描かれています。聞こえにくさや聞き取りづらさを感じたとき、自分を責めるのではなく、確認する勇気を持つことが安心につながると気づかせてくれる内容です。
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聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。
