11月デフリンピックに向け宿泊施設対象に研修会 都内で開催

11月デフリンピックに向け宿泊施設対象に研修会 都内で開催

首都圏 NEWS WEB
06月19日 17時27分

NHKの記事画面「11月デフリンピックに向け宿泊施設対象に研修会 都内で開催」

ことし11月に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」に向けて、選手の受け入れ態勢を整えてもらおうと、宿泊施設を対象にした初めての研修会が、都内で開かれました。

日本で初めて開催される「デフリンピック」では、聴覚障害のある選手や大会関係者など国内外からおよそ6000人が東京を中心に集まることから、受け入れ態勢の整備が求められています。

19日は、大会の準備を進める団体がおよそ40の宿泊施設を対象に、聴覚障害への理解や具体的な接客方法などを学ぶ研修会を初めて開き、60人あまりが参加しました。

はじめに、耳が聞こえない当事者からマスクをしていると表情が見えずコミュニケーションが取りづらいなど、ふだんの生活で困ることが説明されました。

つづいて、大手旅行会社の担当者から、対応方法として、口元が隠れるマスクではなくフェイスシールドにすることや、客室への訪問などを光で知らせる装置を活用することなどが紹介されました。

また、会場には火災などの緊急時に光で知らせる装置なども展示されていて、参加者は使い方などの説明を聞いていました。

デフリンピック準備運営本部の北島隆本部長補佐は「宿泊施設側は一度に多くの聴覚障害者を受け入れることに慣れていないのが現状だと思う。選手が体を休める宿泊施設でふだんと変わらない環境を提供出来るよう、準備を進めていきたい」と話していました。


リンク先はNHKというサイトの記事になります。


 

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