デフリンピックへ向け…ボランティアと聴覚障害者が街歩き 渋谷区で課題発見

デフリンピックへ向け…ボランティアと聴覚障害者が街歩き 渋谷区で課題発見

2025.05.26(月) 10:20

聴覚に障害がある人の国際スポーツ大会「デフリンピック」の開幕まで半年を切る中、大会ボランティアが聴覚障害者と共に東京・渋谷区の街を歩き、課題を見つける取り組みが行われました。

大会ボランティアが聴覚障害者と共に東京・渋谷区の街を歩き、課題を見つける取り組み

聴覚に障害がある人の国際スポーツ大会「デフリンピック」の開幕まで半年を切る中、大会ボランティアが聴覚障害者と共に東京・渋谷区の街を歩き、課題を見つける取り組みが行われました。
11月に日本で初めて開催されるデフリンピックには世界からおよそ3000人の聴覚に障害がある選手が集い、21の競技が行われます。開会式や閉会式のほか卓球が実施される渋谷区では5月17日、大会ボランティアが聴覚障害者と共に街を歩き、選手らを受け入れる際の対応や街の課題を探りました。

手話や筆談を通じてコミュニケーションを取り合う参加者たちは、およそ2時間かけて競技会場となる東京体育館や周囲の飲食店を歩いて回りました。街歩きの結果、聴覚障害者からは「体育館周辺の案内表示を増やしてほしい」「飲食店にチャイムがなく、店員を呼びづらい」「店で買い物をする際、お薦めの商品を店内に掲示してほしい」といった意見が聞かれました。

また、今回のイベント参加者は「街の皆さんが積極的に、機械やアプリに頼らず、顔の表情やボディーランゲージでお互い目を合わせながらコミュニケーションでき、盛り上げていけたらいい」と話していました。

渋谷区は今後、寄せられた課題について対応を検討するとともに、同様のイベントを定期的に開催していく方針です。


リンク先はTOKYO MX+というサイトの記事になります。


 

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