不在の交番「手話通話」 県警運用開始 「積極的に利用を」 

不在の交番「手話通話」 県警運用開始 「積極的に利用を」 

2025/12/16 05:00

 県警は聴覚障害者らとの連絡手段を確保しようと、今月から手話通訳オペレーターを介して通報や相談ができるサービス「手話リンク」を始めた。県内の約140ある交番や駐在所で警察官が不在だった場合、聴覚障害者が同サービスを使って連絡を取れるようになった。県警地域課は「これまで非常通報装置を利用できなかった人も、サービスを積極的に利用してほしい」と話している。(池田光汰)

警察官不在時に、手話によるやりとりが可能な2次元コードの読み取りを促す案内=県警提供

警察官不在時に、手話によるやりとりが可能な2次元コードの読み取りを促す案内=県警提供


 同課によると、本来は警察官がパトロールや事件・事故で交番や駐在所を不在にしている場合、入り口付近に非常通報装置が設置されており、それを使って最寄りの警察署と連絡が取れるようになっている。だが、非常通報装置は電話での通報・相談のため、これまでは聴覚障害を持つ人らが使用することができなかった。

 そこで、全国的に導入が進む一般財団法人「日本財団電話リレーサービス」(東京)が提供する手話リンクサービスを1日に導入した。交番や駐在所の入り口付近に2次元コードを掲示。聴覚障害者らが読み込むと、テレビ電話で手話通訳者に相談ができ、通訳が聞き取った内容を最寄りの警察署に電話する。24時間対応しており、通話料は県警が負担する。

 ただ、本サービスはあくまで緊急性が低い場合での利用を想定しており、緊急の事故や事件で交番・駐在所に行けない場合は、メールやファクスでの通報や事前に登録が必要な110番アプリシステムを利用することを呼びかけている。


リンク先は讀賣新聞オンラインというサイトの記事になります。


 

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