人工内耳は「体外」と「体内」2つの装置で脳神経に音の情報を伝達/東大大学院・樫尾明憲准教授

人工内耳は「体外」と「体内」2つの装置で脳神経に音の情報を伝達/東大大学院・樫尾明憲准教授

[2026年3月30日8時0分]

あなたにも起こる加齢性難聴<24>

「加齢性難聴」が補聴器を使っても改善が得られない高度重度難聴の方は、「人工内耳」での対応となります。それは、耳で聞く最終段階を作ってくれる機器なのです。

その人工内耳は「体外装置」と「体内装置」の2つの装置からできています。人工内耳は、基本的に耳は使いません。仕組みは、対外装置の補聴器のような形をした部分にマイクが付いています。そこで音を集め、デジタル信号に変換。そのデジタルデータは送信コイルに送られます。送信コイルは、側頭部の皮下に埋め込まれた受信アンテナの外側部分に磁石でくっつくようにできていて、デジタル信号を受信アンテナに送るのです。

この受信アンテナからが体内装置です。受信アンテナ、発信器、電極があり、電極は耳の奥にある内耳に埋め込みます。内耳には音を電気信号に変える有毛細胞ありますが、その有毛細胞が壊れていると聞こえなくなります。ただ、有毛細胞の下にある神経は生きていることが多いので、その神経に信号を伝えてあげるのが人工内耳です。内耳から伝える方がより正確に神経に信号を伝えられるからです。

 

記事のポイント! 

補聴器と人工内耳の違いがイメージしやすく、人工内耳が「どのように音を脳へ届けるのか」を簡潔に理解できるのが魅力です。聞こえのしくみや治療の選択肢を知りたい方の関心を引きやすい内容です。

 

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気になる症状がある場合は 

聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。 


元記事はこちら 

https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202603290000871.html 

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