挑戦と努力惜しまない姿に感動 鶴岡中央高 デフリンピック選手招き特別授業

挑戦と努力惜しまない姿に感動 鶴岡中央高 デフリンピック選手招き特別授業

2026年(令和8年) 2月26日(木)付紙面より

 聴覚障害者のデフリンピックに出場した選手を招いた「特別授業」が24日、鶴岡市の鶴岡中央高校で開かれた。

 訪問したのは▽佐々木琢磨さん(32)=陸上、青森県出身▽星泰雅さん(27)=水泳、宮城県出身▽齋藤心温(しおん)さん(25)=サッカー、酒田市出身▽齋藤京香さん(24)=水泳、同▽齋藤丞(たすく)さん(23)=陸上、同―の5人。仙台大学の職員として勤務する佐々木さんは昨年の東京夏季デフリンピック陸上男子400メートルリレーで金メダルに輝いた。心温さんは男子サッカーに主力選手として出場し銀メダル獲得に貢献。京香さんは水泳400メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得した。

 特別授業はデフリンピックで活躍した聴覚障害者の選手と交流し、共生社会について考えようと同校が5人を迎えた。この日は社会福祉を学ぶ2年生を中心にサッカー部と陸上部の生徒合わせて26人が参加。聴覚障害者の普段の生活やデフリンピックの体験談について話を聞いた。

 京香さんは「銅メダルを取ることができてうれしかった。いつも支えてくれる人たちに少しは恩返しできたかな、と思った」と笑顔を見せた。

 佐々木さんは「私たちの願いは、もっと手話が普及し健常者の方とコミュニケーションが取れる社会になること。周りの人に合わせるのではなく、自分が好きなことを見つけてチャレンジしてください」と生徒たちにエールを送った。

 生徒たちはメダルを首にかけてもらったり、ノートにサインを求めて選手と交流した。女子生徒は「ハンデを背負っても挑戦と努力を惜しまない姿に感動した」と感想を話した。

選手と記念撮影し、楽しく交流する女子生徒。後列左から星さん、京香さん、心温さん

選手と記念撮影し、楽しく交流する女子生徒。後列左から星さん、京香さん、心温さん


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