木ノ下歌舞伎「心中天の網島」がアクセシビリティ版に、全国9カ所ツアー

木ノ下歌舞伎「心中天の網島」がアクセシビリティ版に、全国9カ所ツアー

2026年5月14日 11:07
ステージナタリー編集部

まつもと市民芸術館プロデュース 木ノ下歌舞伎「心中天の網島」アクセシビリティ版が6月から8月にかけて全国9箇所にて上演される。

まつもと市民芸術館プロデュース 木ノ下歌舞伎「心中天の網島」アクセシビリティ版出演者。

まつもと市民芸術館プロデュース 木ノ下歌舞伎「心中天の網島」アクセシビリティ版出演者。

 


本作は、2015年に初演され、2017年に京都・ロームシアター京都にて「レパートリーの創造」版も制作された、近松門左衛門作、木ノ下裕一監修・補綴、糸井幸之介演出・作詞・音楽による作品。今回の上演では“アクセシビリティ版”と銘打ち、事前解説や音声ガイド、補助犬などの視覚サポート、音声補聴、舞台上字幕、舞台上手話通訳、台本貸出などの聴覚サポートなどが実施される。出演者には日髙啓介、湯川ひな、伊東沙保、西田夏奈子、武居卓、緒方壮哉、大鷹明良らが名を連ねた。

 

まつもと市民芸術館プロデュース 木ノ下歌舞伎「心中天の網島」アクセシビリティ版を手がける木ノ下裕一(左)と糸井幸之介。

まつもと市民芸術館プロデュース 木ノ下歌舞伎「心中天の網島」アクセシビリティ版を手がける木ノ下裕一(左)と糸井幸之介。 

 

公式サイトには木ノ下のコメントが掲載。「この先、木ノ下歌舞伎は“公共性”についてより突き詰めて考えていきたい。たとえば障害の有無を越えて作品にアクセスできる環境。学びと観劇体験が一如になった企画。アーティストと観客が常に流動的に交わり、時間と思考をシェアできる風通しのよさ。そんなものに、今、強いあこがれを抱いています。そこで、木ノ下歌舞伎の主要レパートリーの一つである『心中天の網島』のリクリエーションを思いつきました。舞台手話通訳や舞台投映字幕、音声描写(ガイド)などが作品(演出や美術や演技)の中に組み込まれたアクセシビリティ版として生まれ変わります」と思いを語っている。

公演は6月27・28日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ、7月4日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール、10日から12日まで長野・まつもと市民芸術館 小ホール、18・19日に兵庫・東リ いたみホール(伊丹市立文化会館)、26日に鳥取・エースパック未来中心(鳥取県立倉吉未来中心)、8月2日に愛知・知立市文化会館(パティオ池鯉鮒) かきつばたホール、5日から9日まで東京・吉祥寺シアター、22日に岩手・北上市文化交流センターさくらホール feat.ツガワ 中ホール、29日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場にて上演される。

 

記事のポイント! 

木ノ下歌舞伎の代表作の一つ「心中天の網島」が、障害の有無にかかわらず観劇しやすいアクセシビリティ版として再構成されます。舞台上字幕や舞台上手話通訳、音声描写(ガイド)、台本貸出など、聴覚に関するサポートも用意されており、舞台芸術における情報保障の広がりを感じられる内容です。演出や美術、演技の中にアクセシビリティを組み込む試みとしても注目されます。

関連ページ  

聞こえが気になる方は、以下のページも参考にしてください。

今の聞こえの状態を簡単に確認したい方へ
▶ 聞こえづらいと感じたときのセルフチェック

難聴の原因や種類を整理したい方へ
▶ 難聴とは?(原因・症状・種類)

まず何をすればよいか知りたい方へ
▶ 聞こえづらいと感じたときの対処法

補聴器の基本を知りたい方へ
▶ 補聴器の種類と選び方

 

気になる症状がある場合は  

聞こえに不安がある場合は、早めに耳鼻咽喉科への相談をおすすめします。 


原文掲載元はこちら 

 https://natalie.mu/stage/news/671910

ブログに戻る

コメントを残す