「片耳難聴」当事者の声知って 京都光華女子大で勉強会

「片耳難聴」当事者の声知って 京都光華女子大で勉強会

八百板一平
2025年9月19日 10時45分

「きこいろ」がこれまでに開いた、片耳難聴についての勉強会=きこいろ提供

「きこいろ」がこれまでに開いた、片耳難聴についての勉強会=きこいろ提供

 片方の耳が聞こえない、または聞こえにくい「片耳難聴」について学ぶ勉強会が21日午後2時半から、京都光華女子大学(京都市右京区)で開かれる。会を企画した、片耳難聴の当事者らでつくる市民団体「きこいろ」が参加を呼びかけている。

 片耳難聴は「一側性難聴」とも呼ばれる。きこいろによると、生まれつき症状がある人もいれば、突発性難聴などの病気によって、大人になってから急に症状が出る人もいるという。

 片耳難聴の人には「騒がしい場所で、相手の声を聞き取るのが難しい」「音の方向感覚がつかみにくい」などの悩みがある。また、片耳が聞こえるからこそ、困っていることやストレスが周囲から理解されにくく、一人で苦しむ人も多いという。

 当事者らの交流や情報交換の場をつくり、片耳難聴への理解を広げようと、2019年に発足したのが「きこいろ」だ。インターネットなどで情報を発信し、当事者らの交流会や、片耳難聴についての勉強会を開いている。

 今回の勉強会のテーマは「補聴器」。言語聴覚士で、片耳難聴の当事者でもある高井小織さんが、片耳難聴や、片耳難聴の人が使う補聴器について解説する。補聴器を試すこともできる。

 定員30人。一般1500円(きこいろの会員は1千円)。きこいろのサイト(https://kikoiro.com/別ウインドウで開きます)から申し込む。問いあわせはメール(kikoiro.com@gmail.comメールする)で。


リンク先は朝日新聞というサイトの記事になります。


 

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