補聴器を着けてヨガをする新体験。難聴でも自分らしく過ごせる補聴器の使い方とは

補聴器を着けてヨガをする新体験。難聴でも自分らしく過ごせる補聴器の使い方とは

2025.09.10

ヨガイベントに参加する補聴器をつけた人

デンマークに本社を持つ補聴器メーカーの⽇本法⼈、GNヒアリングジャパンが、AIを搭載した最新補聴器を使いながらヨガを行う「コミュニケーションヨガイベント」を開催。補聴器を装用したマチュア世代の女性参加者たちが、会話や交流を楽しみながら体を整えました。


自然でクリアな聞こえが心身の健康につながる


GNヒアリングジャパンが2025年2⽉に実施した補聴器に関する意識調査(※)では、難聴を⾃覚している60代以上の男⼥500名のうち約88%が「スムーズなコミュニケーションをとりたい」と回答。また、約77%が「聞こえに不安を感じなくなると周りとより良い関係を築ける」と考えていることが明らかに。聴力を補うことが、さまざまな活動や⼼⾝の健康を⽀える重要な要素であることがわかります。

※難聴を感じているシニア500名と若者500名に聞いた『補聴器をつけることに対する意識』アンケート調査レポート 2025年

“補聴器で聴力を補い、コミュニケーションを楽しみながらヨガをする”新感覚のイベントに参加した女性たち。

“補聴器で聴力を補い、コミュニケーションを楽しみながらヨガをする”新感覚のイベントに参加した女性たち。


こうしたニーズを受けて開催されたのが、今回のヨガイベント。6名の参加者が、補聴器を装用しながらのヨガレッスンを通じて、クリアな聞こえを体験しました。


さりげない見た目と着け心地の良さに驚きの声


会場となったのは、東京都江東区にある「Yoga studio totti」。まずはGNヒアリングジャパンのスタッフが、参加者に対して補聴器のフィッティングを行います。

GNヒアリングジャパンのスタッフが、参加者に対して補聴器のフィッティングを行います。

専門知識を持つスタッフが、参加者の聞こえに合わせて補聴器を調整。


今回使用された補聴器は、AIを搭載した耳かけ型の「リサウンド・ビビア」。雑⾳と会話をAIが⾃動で判別し、騒音のなかでも⾃然でクリアな⾳声を届ける最新モデルです。補聴器に関する専門知識や技能を持つ「認定補聴器技能者」であるスタッフが、⼀⼈ひとりの聞こえの状態に応じて⾳量やバランスを最適化します。

補聴器を装用した参加者からは「着けていても気づかれにくい」「ワイヤレスイヤホンよりも軽くて自然な着け心地」などと驚きの声が上がりました。

至近距離で見ても気づかないほど、小型でスタイリッシュなデザインの補聴器

至近距離で見ても気づかないほど、小型でスタイリッシュなデザインの補聴器。

難聴の脳には「補聴器リハビリ」が必要

ヨガレッスンの前に、GNヒアリングジャパンのコミュニケーションマネージャー、鈴⽊絵理⼦さんから「聴力は30代から徐々に衰えるため、自分では変化に気づきにくい」とのお話が。一方で加齢性難聴を放置すると、がんばって聞こうとしなければならず、会話に集中できなくなるケースも増えるそうです。

「聞こえを補うためには補聴器が有効ですが、補聴器は着けたらすぐに聞こえるようになるわけではありません。音は耳ではなく脳が聞いているものなので、聞こえづらくなった脳を慣らす過程が必要です。最初は雑音のように感じる音が、3カ⽉ほどリハビリを続けると快適に聞こえるようになってきます」(鈴木さん)

なお、この日は、ご自身の聞こえはもちろん、家族や身の周りの人の聴力が気になるという方も参加。さまざまな立場で補聴器の”聞こえやすさ”を体感していました。


聞こえの不安がないからヨガに集中できる


レッスンを担当したのは、Yoga studio tottiの講師、⼭﨑利恵さん。「ヨガはサンスクリット語の『つなぐ』という言葉が語源。本当の自分とつながって幸せになることがヨガのゴールです」と話します。

ヨガ講師の山﨑さん

ヨガ講師の山﨑さん。「ヨガを通じて自分だけの幸せを受け取って」とメッセージを送る。


レッスンでは「最近あった幸せなこと」を思い浮かべながら呼吸をしたり、参加者同士でハッピーな出来事をシェアしたりと、自身の内と外へ“つながる”感覚を味わいました。

この日装用した補聴器は、正面の会話にフォーカスする機能付き。対面で行うペアワークでも会話が弾む

この日装用した補聴器は、正面の会話にフォーカスする機能付き。対面で行うペアワークでも会話が弾む。


補聴器を装用してヨガに臨んだ参加者からは、「先⽣の声や参加者同⼠の会話が聞こえやすく、ポーズや呼吸に集中できた」「聞こえづらさのストレスがないことで、ヨガ本来の⽬的である『幸せ』をより深く感じることができた」との感想が寄せられていました。


補聴器は健康や幸せを後押しする「アンチエイジングツール」

補聴器「リサウンド・ビビア」のPOP

今回使用された補聴器「リサウンド・ビビア」。髪や肌の色、好みに合わせて選べる9カラー展開。


“聞こえる”ことの大切さや、ウェルビーイングに対して補聴器が果たす役割が改めて示された本イベント。補聴器は“耳の遠い高齢者が使うもの”ではなく、自分らしいライフスタイルを楽しみたい人向けのアンチエイジングツールといってよさそうです。


●お問い合わせ
GNヒアリングジャパン
フリーダイヤル:0120-921-102
https://www.resound.com/ja-jp/


リンク先は家庭画報.comというサイトの記事になります。


 

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