記事のポイント!
イヤホン難聴は、大きな音によって蝸牛の有毛細胞が傷つき、聴力が徐々に低下する難聴です。進行に気づきにくく、悪化すると治療が難しくなるため、予防が重要です。記事では、耳鳴りや耳のつまり感などの注意すべきサインに加え、音量を最大値の60%以下に抑え、1回60分以内の使用と10分間の休憩を心がける対策を紹介しています。また、ノイズキャンセリング機能や骨伝導イヤホンの活用についても解説しています。
2026年10月8日 18:02

(吉澤真彩アナウンサー)
今日のテーマは悪化すると治療法がない『イヤホン難聴』です。大音量・長時間に注意ということで、あなたの耳は大丈夫でしょうか?
なぜイヤホン難聴が増えているのかと言いますとこちらです。

難聴になる仕組みなんですけれども、耳の中の『蝸牛(かぎゅう)』の中に、さらに有毛細胞というものがありまして、これが音の振動を脳に伝える役割をしています。その有毛細胞が大きな音で痛むことによって、難聴の恐れが生じるということなんです。
WHOによるとイヤホン難聴のリスクが世界中に11億人いるということで、本当に多くの人がなる可能性があるということです。
ただ、なぜこのように増加しているのかを、『ほその耳鼻咽喉科』の細野研二院長にお伺いしたところ、やはりスマホの普及が一番の要因だということです。
さらにワイヤレスイヤホンを使用することが増えてきていますし、“コロナ禍”以降テレワークが増えたことや、イヤホンで動画を見る子どもも増えているということで、増加傾向にあるということです。

そしてイヤホン難聴の厄介な点が、『じわじわ進行』『悪化すると治療法がない』ということです。

イヤホン難聴にならないために、どのぐらいの音量・時間を守ればいいのかというと、リスクがない70ぐらいのレベルで、適度なイヤホンの音量・洗濯機の音が当てはまります。
そこから上がリスクがあるということなんですけれども、『ドライヤー』は15分でリスクがあり、髪の長い方の場合は、15分経ってしまう可能性もあります。
注意のサインは、耳鳴り・音が響く、耳のつまり感や、こもった感覚だということです。このように進行に気づくのが難しいということで、何よりも予防や対策が重要になってきます。
対策として、音量は最大値の60%以下が望ましいということです。そして時間は1回あたり60分以下、1時間に1回、10分間耳を休めようということで、長いテレワークの方は、片耳ずつ付け替えて休ませてあげるのも効果的だということです。
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原文掲載元はこちら
https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/yt07b06189522c47d5ad855fd7920b66cd
