難聴の早期発見に 検診車を地域に派遣へ 朝日町

難聴の早期発見に 検診車を地域に派遣へ 朝日町

富山 NEWS WEB
03月17日 10時34分

認知症につながるリスクが高いとされる難聴の早期発見につなげようと、朝日町は検診車を地域に派遣し聴力検査を行う事業を新年度から始めることにしています。

検診車

体力や認知機能が衰え介護が必要になる一歩手前のいわゆる「フレイル」の対策を町ぐるみで進めている朝日町は、新たに難聴や聴力が衰えて音が聞き取りにくくなる「ヒアリングフレイル」の対策を新年度から進めることにしています。

具体的には「あさひ総合病院」や補聴器の販売会社と連携し、介護予防教室やガン検診など高齢者や住民が集まる場所に月1回ほどのペースで検診車を派遣して、聴力検査を行う機会を増やすということです。

こうした環境を提供することで、町では難聴の早期発見や医療機関の受診といった適切な支援につなげたいとしています。

「ヒアリングフレイル」などは放置すると認知症につながるリスクが高まるとされていて、聴力検査のほか音が聞き取りにくくなる状態が健康に及ぼす影響を学ぶ研修会などの啓発活動も進める方針です。

朝日町は「聴力の低下は視力などに比べて気付きにくくこうした取り組みを通して早期発見につなげたい。予防は認知症対策にもなるので、日ごろから『聴覚ケア』を心がけてもらうよう啓発を進めたい」としています。


リンク先はNHKというサイトの記事になります。


 

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