難聴は転倒の危険因子である

難聴は転倒の危険因子である

2025/04/15
大西 淳子=医学ジャーナリスト
公衆衛生・予防医学

 シンガポールSingapore国立大学のBrian Sheng Yep Yeo氏らは、成人の難聴と転倒の関係を検討した観察研究に対する系統的レビューとメタアナリシスを行い、横断研究のオッズ比は1.51、縦断研究のリスク比は1.17で、いずれも難聴は転倒の危険因子であることが示唆されたと報告した。結果は2025年3月20日のJAMA Otolaryngol Head Neck Surg誌電子版に掲載された。

 世界的な人口の高齢化とともに、転倒予防は公衆衛生上の重要な課題の1つになっており、対応可能な危険因子の探索が行われている。著者らは、難聴も危険因子候補だと考えているが、これまでの研究では結果が一致していなかった。そこで、系統的レビューとメタアナリシスを行って、難聴が転倒に与える影響を検討することにした。


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