難聴児の子育て環境の改善を知事に要望

難聴児の子育て環境の改善を知事に要望

2025.03.04 - 16:18更新


当事者の子どもたちも出席しました。難聴の子どもたちの保護者などでつくる団体が、阿部知事に子育て環境の改善などを要望しました。

■阿部知事
「子どもたちも一緒に来てくれてありがとう」

県庁で阿部知事を訪ねたのは…耳の不自由な子どもたちとその保護者などです。

■「長野県難聴児の療育環境を考える会」伊藤輝典代表
「咲穂ちゃんはどんな時に音を聞きたいですか?」
(娘・咲穂ちゃん)「楽しい時です」

松本市で暮らす3歳の伊藤咲穂ちゃんには、生まれつき重度の聴覚障害があります。
手術を経て人工内耳という機械を装着していますが…

■「長野県難聴児の療育環境を考える会」伊藤輝典代表
「1台約100万円になります。簡単に買えない。北安曇郡ですと最大80万円の助成があります。一方、松本市や長野市ですと20万円の助成にとどまっています」

さらに、こんな声も…

■「信州難聴者協会」宮崎進理事長
「電池も必要。電池もとてもお金がかかる」

人工内耳などの補聴機器に関する助成金の拡充を求めました。また、ろう学校などの受け入れ体制が十分ではないとして難聴児療育環境の整備も要望しました。今回の意見交換は、県政の課題について県民から意見を聞くタウンミーティングの一環です。

■阿部知事
「きょういただいた意見を踏まえて、長野県として前進できるように考えます」

知事は今後、県教委などの関係部局と議論を重ねる方針を示しました。


リンク先は長野朝日放送というサイトの記事になります。


 

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