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兵庫県で開かれた「第4回全国手話ダンス甲子園」で、聴覚障害のある高校生を含む4人組「Miracrew」が初優勝しました。生まれつき耳が聞こえない常見琴音さんと健聴の仲間たちは、4年間の活動を通じて手話や表情、口の動きによるコミュニケーションを深めてきました。最後の舞台では、別れと旅立ちをテーマにした楽曲に思いを重ね、手話とダンスで感謝の気持ちを表現。聞こえる人と聞こえない人が互いに歩み寄り、心を通わせる姿が印象的です。
2026/10/10
聴覚障害者と健常者 思い一つ
楽曲の世界観を手話を交えたダンスで表現する「第4回全国手話ダンス甲子園こうしえん」決勝大会が兵庫県福崎町ふくさきちょうで行われ、同県播磨地方の女子高校生4人のグループ「Miracrewミラクルー」が初優勝した。聴覚障害者ちょうかくしょうがいしゃの同県立香寺こうでら高校3年、常見つねみ琴音ことねさん(18)ら3年生3人は大学受験を控ひかえ、この大会がミラクルーとして最後の舞台ぶたいと決めていた。
ミラクルーは、生まれつき耳が聞こえない常見さんと、健常者の高校2~3年の計4人からなるグループ。今回で4年連続の出場となるが、音のない世界で生きる常見さんと息を合わせて踊おどる姿が評価されて、第2回、第3回大会で入賞を果たしていた。
「それぞれが希望をもって新たな道に進んでいくという思いを込こめた。やり切れた」。優勝を決めた後、4人は抱だき合あって喜びをかみしめ、こう話した。
選んだ楽曲は2000年代初頭に人気を集めたガールズバンド「ZONE」の「secret base~君がくれたもの~」。巣立ちを前に親友との別れの切なさをうたうスローテンポの曲で、手話ダンスに青春をかけた自分たちを重ねた。
メンバーのうち3人は健常者で、常見さんは「メンバーに初めて会った4年前、どうやってコミュニケーションをとっていいか分からなかったけど、みんなが手話を覚えてくれたし、表情や口の動きで会話できるようになった。今日は支えてくれた皆みなさんに感謝の気持ちを伝えられたと思う」と話した。常見さんは聴覚障害のある子どもたちを支える保育士になる夢に向けて進学を目指す。
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原文掲載元はこちら
https://mainichi.jp/maisho15/articles/20261010/dbg/048/040/002000c
