人工内耳を装着した通学児童の聴取努力、実生活の結果、聴覚作業記憶、注意力の評価

人工内耳を装着した通学児童の聴取努力、実生活の結果、聴覚作業記憶、注意力の評価

公開日:2024年12月12日
テジャスウィニ・ミルレ・ラメシュ、カマス・ディシャ・ディーパック&チンナラジ・ギータ

概要

目的
客観的テスト(二重課題パラダイム)を使用してリスニングの努力を比較するために、両親は、音声、空間、品質質問票(SSQ-P10)の短縮版と教師による児童の聴覚/口頭能力と聞きやすさの評価(TEACH)を使用して、人工内耳(CI)を使用している児童と、年齢を合わせた正常な聴覚感度を持つ同年齢の児童との間で作業記憶と注意持続時間を報告し、CIを使用している児童のリスニングの努力と実際の利点との関係を評価します。

方法
グループ I には、聴覚感度が正常な 25 人の子供が含まれました。グループ II には、両耳に重度から重度の難聴があるバイモーダル人工内耳を装着した 25 人の子供が含まれていました。聴取努力は、二重課題パラダイムと SSQ-P10 を使用して評価され、CI の子供の実際の結果を評価するために TEACH 質問票が使用されました。また、作業記憶と注意力を評価するため、CLAP-C の数字スパン順方向、数字スパン逆方向、および音カウント テストがそれぞれ実施されました。

結果
結果から、正常な聴覚感度を持つ子供は、CIを持つ子供よりも、二重課題パラダイム、実生活の結果測定、数字スパン前方テスト、数字スパン後方テスト、音カウントの注意テストで有意に優れた成績を収めたことが明らかになりました。二重課題パラダイムの反応時間と実生活の結果測定の間には相関関係がありました。

結論
CI の子供は、聞く努力と認知能力に影響が出ます。聞く努力は、人工内耳を装着した通学中の子供で測定できます。CI の子供の実際の活動を改善し、認知能力を向上させるには、トレーニングが必要になる場合があります。


リンク先はSPRING NATURE Linikというサイトの記事になります。(原文:英語)
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