ろう・難聴中高生の学習塾、継続にご支援を。マンスリーサポーター募集

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ろう・難聴中高生の学習支援の会

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プロジェクト概要

2025年09月19日 18:00
塾のあゆみ①~2010年から2016年~

皆様

いつもご支援・ご協力、誠にありがとうございます。
マンスリーサポーターキャンペーン中に、こちらの「活動報告」にて体験談など公開して参ります。
また、当団体の活動を更に知っていただけたらと思い、塾のあゆみを数回に分けて掲載します。
今回は、塾を始めた2010年から2016年までについてです。

私どもの活動は、今から15年前の2010年に「ろう難聴高校生の学習塾」として始まりました。
できるだけ多くの方にご参加いただけるようにと、アクセスの良い新宿で開講を始めました。
新宿の西口改札から外に出ることなく、地下通路から入ることができる貸し会議室を借りて毎週金曜日に塾を開講しました。

開始当初は、1学期に10名前後の生徒さんが参加していました。
ろう者講師の手話クラスと、聴者講師の情報保障付クラス、最初の頃は1日3コマの開講でした。
1階の会議室を控室にして、地下1階・地下2階の会議室を教室としました。

控室で座っていると、階段を上がってこちらに向かってくる生徒さんたちが見える構造でした。
生徒さんたちが楽しそうにしゃべりながら廊下を歩いてくる光景を今でも思い出します。

ろう学校の生徒さんと普通学校に通う生徒さんが
仲良くなることも少なくありませんでした。
仲良くなりすぎて、授業中に遊んでしまって講師から怒られる生徒さんもいました。

泣きながら塾に来て、その日にあった辛かったことをわーっとぶちまける生徒さんもいました。
そういうときは、「今日は授業はいいか」と話を聞いて励ましました。
そんな生徒さんも塾が終わる頃には、赤い目のまま先生たちと楽しそうに話して「また来週ね」と別れて、翌週には元気に塾に参加してくれました。

ここ数年はそういった話は塾では聞いていませんが、この頃は聴覚障害を理由に大学の合格を取り消されるというケースもありました。
説明した上で受験をして、合格したにも関わらず、合格後にやはり受け入れる体制がない、と合格を取り消されたケースもありました。

いろいろなことがありましたが、生徒さんたちは皆さん本当に強くて、しっかりしていて、自分の目標に向かって学んでいました。
学校帰りに新宿に集まるということで、塾で食事をとる生徒さんもたくさんいました。
控室にしていた部屋にはポットがあったので、カップ麺を食べる生徒さんもいましたし、おにぎりやお弁当を食べる生徒さんもいました。
おにぎりを食べていた生徒さんが「たまごかけごはん味!」と嬉しそうに教えてくれたり、カップ麺の匂いで私のおなかが鳴ったり、今になって思い出すのはそんな光景です。

開講を続けるうちに、参加生徒さんは増えていき、都内のろう学校中心だったのがいろいろな学校の生徒さんが参加してくれるようになりました。
神奈川や千葉、遠い生徒さんは群馬から新幹線で通ってくれていました。

助成金で開講をしていた期間になりますが、それでも開講日数は限られていました。
受験生には、添削の指導もあわせて実施することもありました。
この頃に参加してくれていた生徒さんたちには、今もさまざまな形で塾を支えてもらっています。

 
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