2025年5月9日 15時25分

ことし11月に日本で初めて開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」について知ってもらおうと、デフテコンドーの選手らが、東京 中野区の小学校で特別授業を行いました。
中野区の桃花小学校で行われた特別授業では、デフリンピックの応援アンバサダーでろう者の川俣郁美さんと、デフテコンドーの星野萌選手らが講師を務め、6年生120人が参加しました。

子どもたちはまず2人から「頑張れ」とか「ありがとう」それに「デフリンピック」などの手話を学びました。
そしてデフリンピックでは、聞こえない選手のためにスタートなどの合図を音ではなく光で伝える装置が用いられるなど、工夫がこらされていると説明を受けました。
このあと、星野選手が演武を披露すると、子どもたちは「頑張れ」とか「大丈夫」など、学んだ手話を早速使って目に見える形での応援「サインエール」を送っていました。
参加した児童は「今後聞こえない人に出会ったときは、紙に書くなど、いろんな方法でコミュニケーションしたい」と話していました。
星野選手は「大会では金メダルをとり、目標となる存在になりたい」と話していました。
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