藤井怜
2025年12月16日 16時00分

成沢広修区長から表彰状と花束を受け取った山田真樹選手(左から2人目)=2025年12月16日、文京区役所、藤井怜撮影
11月に日本で初めて開催された聴覚障害者の国際スポーツ大会デフリンピックで、金メダル2個、銀メダル1個を獲得した陸上の山田真樹選手が16日、文京区役所(東京都)を訪れ、成沢広修区長から表彰を受けた。
同区出身の山田選手は今大会、陸上男子400㍍と男子4×400㍍リレーで金メダル、男子200㍍で銀メダルを獲得。400メートルは、今大会の日本勢の金メダル第1号だった。
山田選手は3個のメダルを手に、手話通訳士を交えて成沢区長と歓談し、「文京区は坂が多い町で、遊びでも通学でも足を鍛えられた。引退を考えた時もあったが、故郷で報告できてうれしい」と笑顔を見せた。同区で父の研登さんが営む店には、「文京区の宝です」と書かれた置き手紙があったという。
山田選手は報道陣の取材に対し、4年後のアテネ大会に向けて「アテネといえば、オリンピックが始まった場所。日本代表に選ばれるようにがんばっていく」と意欲を見せた。また、「東京大会の理念の一つに『共生社会の実現』がある。大会を通じて、ろう者の存在や聞こえないことの壁を知ってもらうことができた。今後も発信し続けたい」と話した。
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