12月16日 15時00分
災害時に自力で避難するのが難しい人の支援のあり方を考えるミーティングが唐津市で開かれ、サポート体制を整える上での課題を共有しました。
これは、唐津市とNHKが共同で開き、唐津市宇木の会場には、地元の住民、およそ50人が集まりました。
この中では、市の担当者が、お年寄りや障害のある人など、災害時に自力で避難するのが難しい人について、避難の方法や場所などを示した「個別避難計画」をあらかじめ作成しておくと、周りの人の支援を受けやすいことを紹介しました。
そして参加者は、グループに分かれて個別避難計画を作成する上での課題について話し合いました。
この中では、支援を必要とする人の側から、避難にあたって、「難聴でコミュニケーションをとることが難しい」とか、「知人など頼れる人がいない」といった意見が出され、サポート体制を整える上での課題を共有しました。
参加した70代の男性は「訓練をして、もしもの時に備えなければならないと思いました」と話していました。
60代の女性は「避難について話し合う機会はとても有意義でした」と話していました。
唐津市保健福祉部の篠原直人さんは「支援が必要な人から困りごとについて具体的な話をしてもらえてよかった。今後も、より具体的で実効性のある要支援者対策を、地域主体で考えてもらえるきっかけづくりをしていきたい」と話していました。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。

