【新潟県】
新潟日報 2026年5月8日(金)

遠隔手話通訳・文字通訳サービスの実証利用に先立ち行われた体験会=新潟市役所
新潟市は、窓口手続きや相談で来庁する聴覚障害者のコミュニケーション手段として、通信端末を用いた遠隔手話通訳・文字通訳サービスの実証利用を5月に始める。実際に円滑な意思疎通が図れるかや、操作性、負担感などを検証し、本格導入の検討に生かす。
市は現在、8区役所中、7区に手話通訳者を配置している。今後は手話通訳者の高齢化や担い手不足が懸念されており、コミュニケーション手段の確保が課題となっている。
導入を検討するのは、 仙台市の企業「プラスヴォイス」の通訳サービス。スマートフォンやタブレット端末などでQRコードを読み取ると専用ページに移り、会社所属の手話通訳者と接続し、画面上に表示される仕組みだ。
実証利用期間は5月から約3カ月間を予定。市役所本庁舎の障がい福祉課と各区役所健康福祉課窓口、中央図書館で対応する。
実施に先立つ模擬体験会が4月26日、市役所本庁舎で開かれ、約50人が参加した。区役所窓口と避難所の受け付け、救急車内を想定した各ブースを用意。参加者は自身のスマホで接続操作を確認し、手話通訳者を介して市職員と会話した。
記事のポイント!
新潟市が、聴覚障害者の来庁時支援として遠隔手話通訳・文字通訳サービスの実証利用を開始します。スマホやタブレットでQRコードを読み込むだけで手話通訳者につながる仕組みで、区役所窓口や図書館などで活用予定。手話通訳者の高齢化や担い手不足が課題となる中、新たなコミュニケーション支援として期待されています。
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