首都圏 NEWS WEB
08月24日 09時11分
日本とタイの聴覚障害のある子どもたちなどがサッカーや日本文化の体験を通して交流する合宿が東京・品川区で行われています。
この合宿は聴覚障害がある子どもたちに国際交流を通して経験を積んでもらおうと、デフサッカー男子日本代表の元監督、植松隼人さんが中心となって10年前から開いています。
合宿は、品川区のサッカースクールやタイのナコンパトム県のろう学校に通う聴覚障害のある子どもたちが参加して今月21日から始まり、3日目の23日は港区のサッカーチームの子どもたちも加わり、あわせて30人余りが試合を通して交流しました。
このうち、国や障害に関係なくチーム分けをして行われた試合では、子どもたちが手話を使ってポジションを決めたり、手話の分からない子どもには声で指示を伝えたりして、コミュニケーションをとっていました。
そして、ゴールを決めると、ハイタッチをして喜んでいました。
日本から参加した聴覚障害のある10歳の女の子は、「タイの子たちと、身ぶり手ぶりを使いながらコミュニケーションを楽しみました。タイの子たちに負けないくらい、頑張りたいです」と話していました。
植松さんは、「子どものうちから国際交流で経験を重ね、将来、プロとして頑張る選手が出てきたらうれしいです」と話していました。
合宿は25日まで行われ、Jリーグ観戦やかき氷体験なども予定しているということです。
リンク先はNHKというサイトの記事になります。