耳鳴りや難聴、中耳炎、耳の痛みなど、まさに耳全般のお助けツボ「聴宮」

耳鳴りや難聴、中耳炎、耳の痛みなど、まさに耳全般のお助けツボ「聴宮」

2025.12.16

バナー「今日のツボ 聴宮(ちょうきゅう)」

不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>


聴宮(ちょうきゅう):小腸経のツボ

ツボ名の由来

「宮」とは、要所ということです。聴宮というツボは耳の前にあり、耳鳴りや難聴を治療することができ、聴力を回復させる作用があることから、聴宮と名づけられています。

聴宮


ツボの場所

口を少し開けたとき、耳珠(耳の穴の入口の前方にある小さな軟骨の突起)中央の前にできるくぼみ


刺激の仕方

両手の人差し指の腹を左右のツボに垂直に当てて10秒くらい押します。3回繰り返しましょう。


効能・作用


耳鳴り、難聴、中耳炎、耳の痛みなど


聴覚の改善や、耳の腫れを解消して痛みを止める効能があり、耳鳴り、難聴、中耳炎、耳の痛みなどを改善する作用があります。


【豆知識】


耳の症状を改善させるときには、同じ小腸経の「前谷(ぜんこく)」というツボと一緒に用いると、聴宮の効果を高めることができます。


文/兵頭 明 Akira Hyodo

学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med


イラスト/ミヤジュンコ


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