親の聞こえの衰えに「テレビの大音量」で気づく人が半数近い「自覚はあるが放置」4割以上の実態【調査レポート】

親の聞こえの衰えに「テレビの大音量」で気づく人が半数近い「自覚はあるが放置」4割以上の実態【調査レポート】

2026.03.26 07:0

 記者の母は90代になってから耳がますます遠くなってきたようで、テレビの音量がかなりうるさいと感じることも…。そこで、「親の聞こえ」に関する実態や対策についての調査レポートを紹介する。

家族でテレビを見る様子

久しぶりに会った親の「聞こえ」に違和感?調査結果をもとにレポートする


親の聞こえ、変化を感じていませんか?

 最先端の音響技術を活用した、新しい”聞こえ”で毎日を高めるブランド『cocoe(ココエ)』ブランドを展開するNTTソノリティは、全国の20代~50代の男女8664名を対象に、2025年~2026年の年末年始の帰省時における「親の“聞こえ”の変化」に関する実態調査をした。気になる調査結果をレポートする。


年末年始帰省で親の“老い”を感じた人は約6割


 事前調査によると、約6割の人が年末年始の帰省で「親の老い」を実感しており、その中でも「耳(聞こえ)が遠くなったと感じる」が3位にランクインしている。

親の「耳の聞こえが遠くなったと感じる」人が3位にランクイン

親の「耳の聞こえが遠くなったと感じる」人が3位にランクイン


 事前調査によると、目に見えてわかりやすい外見や足腰の変化だけでなく、“聞こえ”の変化に気づいた人も一定数存在することが明らかとなった。


親の“聞こえ”の変化のサインはテレビの大音量


 事前調査を経て、実際に「親の“聞こえ”の変化」を感じている人を対象に、深掘りをして質問をしたところ、帰省時に“聞こえ”の変化を「強く感じた/どちらかといえば感じた」人は合わせて88.5%に達した。つまり9割近い人たちが久しぶりに会った親の聞こえになんらかの変化を感じたというわけだ。

帰省時に親の「聞こえ」の変化を気づいた人が約9割も

帰省時に親の「聞こえ」の変化を気づいた人が約9割も


 実際に、どのような変化が気になったかの問いには、「テレビの音量が明らかに大きい」と回答した人が48.6%と最も多い結果に。

 その他には「聞き返される回数が増えた」 (48.0%)、「言葉を聞き間違えていると感じる場面があった」(43.2%)、「会話が噛み合わず話題がずれてしまうことがあった」(40.8%)など、日常会話において現れるサインが、気づくきっかけとなった人も多い。

「テレビの音量が明らかに大きい」と感じた人が最多

「テレビの音量が明らかに大きい」と感じた人が最多


 具体的なエピソードとして、以下のような声が上がった。

「テレビの音が大きくて、騒がしく感じた。会話が噛み合わず、成立しなかった」(50代男性)

「普通に話かけても聞こえておらず、反応がない。飲食店で会話しようにも、大きな声で話しかけるのがはばかられるため、無言で食事したことも」(50代女性)

「どこまで話を聞き取れているかわからず、会話を続ける意欲を持てなくなった」(50代女性)


親は自覚しているのに対策をしていない人が4割以上


 聞こえづらさへの自覚については、「親自身も自覚している」割合は92.5%に上る。しかし、その内訳を見ると「親自身も自覚しているが特に対策は行っていない」と回答した人が43.9%という結果に。

 また、“聞こえ”について、親子のどちらから話題に出したかについては「自分のほうから話題にした」人が48.7%、「親のほうから話題にした」人が21.9%で、子から親へ伝えるケースのほうが多い結果に。前述のとおり、“聞こえづらさ”を自覚している親が大半を占めるにも関わらず、自ら話題に出すことは少ない傾向にある。

親が自覚していても無対策の人が4割以上も占める

親が自覚していても無対策の人が4割以上も占める


対策方法がわからないが2割

 対策については、「すでに行っている/検討している」人が約6割を占めるものの、「対策方法がわからない」人が2割と一定数存在することもわかった。

 対策に至らなかった理由を聞いたところ、「親に嫌がられると感じた」が32.1%、「本人が対策すると思うから」が31.6%と、親への“配慮”が対策へのハードルとなっているようだ。

親への遠慮が対策できない理由のトップ。本人任せのケースもほぼ同割合を占める

親への遠慮が対策できない理由のトップ。本人任せのケースもほぼ同割合を占める


“聞こえ”を快適にする方法を取り入れてほしいが「価格」も気になる

「親にもっと“聞こえ”を快適にする方法を取り入れてほしいと感じるか」を聞いたところ、77.4%の人が「とても思う/まあまあ思う」と回答。

 “聞こえ”を改善するために検討してみたい対応としては、「補聴器」が46.9%、「集音器」が43.5%、「病院・専門機関への相談」が39.8%、「お手元スピーカー(テレビ用など)」が39.1%という結果となっている。

 また、こうしたアイテムを検討しやすい条件としては、「まずは気軽に試せる価格帯である」が半数近くを占めた。

***

 久しぶりに合った親の「聞こえにくさ」に関して、なかなか指摘しにくいもの。手軽に使えて購入しやすい価格帯の対策アイテムをプレゼントに贈ってみるのもいいかもしれない。


【調査概要】

「親の“聞こえ”に関する調査」(cocoe(ココエ)調査)

調査対象:全国の20代~50代の男女8664名
実施時期:2026年1月6日(火)~2026年1月15日(木)
調査方法:インターネット調査
有効回収数:8664サンプル

※NTTソノリティのプレスリリース(2026年1月30日発表)をもとに記事を作成しています。

画像提供/NTTソノリティ 文/本上夕貴

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