2025年08月20日

ビジネスプラン作成に向けてアイデアを出し合う生徒ら
若者のアントレプレナーシップ(起業家精神)の醸成などを目的に日本政策金融公庫(日本公庫)と鳥取県立図書館は、高校生を対象としたビジネスプラン作成講座を鳥取市尚徳町の同館で開いた。生徒らは課題解決の方法をどうビジネスに発展させるか知恵を絞った。
倉吉総合産業高と鳥取聾(ろう)学校高等部の3年生計6人が参加。講師を務めた日本公庫の職員からアントレプレナーシップを身に付ける意義やアイデアの発想方法を伝授されたほか、ビジネスプランの作成に役立つ図書館の活用法や特許権などの知的財産についても学んだ。
生徒らは学んだ成果をビジネスプランにして発表。倉吉総産の4人は「ベストスリープ」のタイトルで、スマートフォンに依存する学生の睡眠の質を改善するため、オーダーメードで香りを調合できるアイマスクを提案した。鳥取聾学校の2人は、ペットの猫が爪とぎで家具を傷つけることを防止するため猫の嫌がる臭いを活用するアイデアを披露した。
倉吉総産の村上佳梨奈さん(17)は講座を通じて「新しいことが発見できて楽しかった。いい経験になった」と笑顔で話した。
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