来年11月に東京都内で開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」をPRする「学ぼう!デフリンピック特別授業」が19日、東京都品川区の台場小学校で開かれ、大会応援アンバサダーでタレントの長濱ねるさんやデフ柔道の佐藤正樹選手らが、競技の魅力を伝えた。

6年生約50人と長濱さんらが、デフ陸上で使われる、スタートの号砲を光で知らせる「スタートランプ」を体験。音を光や振動に変換する腕時計型の機械を着けてリズムを感じながら、手話を振り付けに取り入れた大会応援ソング「しゅわしゅわ☆デフリンピック!」を踊った。
長濱さんは「技術でスポーツのバリアフリー化がされるのは素晴らしい。大会まで500日を切り、盛り上げたい」と話した。佐藤選手は「大会ではメダルを目指す。聞こえなくても夢や感動を伝えたい」と意気込んだ。(小沢慧一)
【関連記事】「アスリートとして聴覚障害者への偏見なくしたい」陸上・山田真樹選手、東京2025デフリンピックへの思い
【関連記事】見えなくても、聞こえなくても、会話はできる 「盲ろう者」へのイメージを振り払ってくれた笑顔のやりとり
リンク先は東京新聞というサイトの記事になります。
