7月20日は「ヘルプマークの日」 理解深めるきっかけに 都が制定

7月20日は「ヘルプマークの日」 理解深めるきっかけに 都が制定

毎日新聞
2025/5/16 21:53(最終更新 5/16 21:53)

バッグにつけられたヘルプマーク=東京都提供

バッグにつけられたヘルプマーク=東京都提供


 都は16日、7月20日を「ヘルプマークの日」に制定すると発表した。陸上世界選手権(9月)や聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」(11月)の開催を控え、障害への理解をさらに深めることが目的。

 赤地に白い十字とハートが描かれた同マークは、義足や人工関節の使用のほか、難病や知的障害など外見から分からなくても援助や配慮を必要としていることを知らせようと、都が2012年に作成。その後、都営地下鉄・バス、新交通システム「ゆりかもめ」などで同マークの配布を始めた。17年7月20日にはJIS規格に登録された。

 3月末時点で約71万個を配布。都は35年度までに認知度を80%に引き上げることを目指しているが、23年度の「インターネット都政モニターアンケート」では、同マークを意味も含めて知っていた人は66・5%にとどまった。今年は都庁や隅田川に架かる橋のライトアップなどを実施して、同マークの認知度向上に努めるという。

 都の担当者は「マークそのものの認知度を上げるとともに、見かけたら席を譲ったり困っている場合に声を掛けたりするなどの支援や配慮をしてほしいということを知っていただければ」と話している。【柳澤一男】


 


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