難聴・補聴器の用語集
【鼓室形成術】
鼓室形成術(こしつけいせいじゅつ)とは、慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎などによって損傷した鼓膜や耳小骨を修復し、中耳の機能を回復させるための手術です。
鼓膜の奥にある中耳には、音の振動を内耳に伝える3つの小さな骨(耳小骨)があります。鼓室形成術では、鼓膜の穴をふさぐとともに、必要に応じて損傷した耳小骨を修復・再建し、音が伝わる仕組みを整えます。
手術の目的は、病変を取り除いて炎症や耳だれを抑えること、聴力の改善を図ることです。手術方法は中耳の状態によって異なり、聴力の改善効果にも個人差があります。
鼓膜の穴をふさぐことを主な目的とする「鼓膜形成術」とは異なり、鼓室形成術では中耳の病変の除去や耳小骨の再建なども行います。
