三重県松阪市大津町の会社員・和田翔子選手が9月に福井市で行われる第57回全国ろうあ者体育大会in福井(全日本ろうあ連盟主催)卓球競技に出場する。
12日午後3時半から母・仁美さんと共に市役所を訪れ、竹上真人市長に意気込みを伝えた。
和田さんは、卓球少年団を主宰していた祖父・敏弘さんや、卓球選手だった仁美さんの影響もあって3歳でラケットを持った。
一度、卓球を離れたが県立聾学校入学と同時に競技を再開。
在校時代には全国聾学校卓球大会青森大会(2018年)で3位にもなった。
今回は6月3、4日に静岡市の市南部体育館で開催された「第34回東海聴覚障害者体育大会」の卓球個人戦女子シングルス一般、同女子ダブルス、団体戦女子の3部門に出場。団体戦で優勝し、個人2部門でも準優勝した。
全部門で全国大会の出場枠に入り、このうち女子シングルス一般の部での出場を選んだ。
全国大会は9月9日に福井市の福井県営体育館で開催される。
竹上市長は「せっかくの全国大会。勝ったり負けたりもあるが、それは満足できるかどうかの話。思いっきり楽しんできてください」と激励。
和田選手は「今まで練習してきたことを生かせるよう挑みたい」と意気込んだ。
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