12月3日(日)・東京ドルトン学園にて開催!全国の教職員らでつくるNPO法人School Voice Projectが企画。学校をしあわせな場にするためのヒントと仲間を見つけに来ませんか?
今回は、東京の公立学校でインクルーシブ教育に取り組む森村美和子さん、全国の教職員にばん走している石川晋さんをゲストにお招きしました。
School Voice Project の理事メンバーも全国から集結。
参加者みんなでの対話の時間もあり!
教員や学校関係者はもちろん、学校を応援したい保護者や地域の方なども歓迎のオープンなイベントです。
近年、よく耳にするようになったウェルビーイング(Well-being)という言葉。
直訳すると「よく在ること」ですが、「幸福」と意訳されることが多い言葉です。
身体的に精神的にも社会的にも、良好な状態にあることを意味しています。
普段の生活の中で出会う人との関係性や過ごす環境は、「その人がウェルビーイングな状態でいれるかどうか」と深く結びついていると言えるのではないでしょうか。
それは、学校で過ごす子どもや大人にも当てはまること。
今回は、東京都の公立小学校で特別支援学級を担当されている森村美和子さんと横浜市公立小学校教諭で授業づくりネットワーク理事長の石川晋さんをゲストにお迎えし、みんなで学校でのウェルビーイングの実現について考えていきます。
前半はゲストの方と、全国から集結するNPO法人School Voice Projectの理事でのパネルディスカッション。
学校で過ごす子どもたちが過ごしやすい環境をつくるための考え方や工夫を語り合うとともに、大人のウェルビーイングの実現に向けた課題や方策についても考えていきます。
後半は、参加者同士で感想や意見を交わし合う時間を設けています。
対話を通して、ウェルビーイングな学校の実現に向けて一緒に考えていきませんか?
皆さまのご参加をお待ちしています!
イベント概要
・日時:12月3日(日)13:00〜16:30
・場所:ドルトン東京学園 中等部・高等部
(〒182-0004 東京都調布市入間町二丁目28番20)
・定員:100名程度
・対象:教職員、教育に関心のある方
▼詳細・申込ページ
https://entaku.school-voice-pj.org/events/f594c3d410a3
パネルトーク #1「子どもたちのウェルビーイング」
●ゲスト:森村美和子さん
東京都内公立小学校の特別支援学級教員 / 学校心理士・教育相談コーディネーター
公立小学校の知的障害学級、通級指導学級、巡回指導で実践を重ねる。一人一人の違いを前提に、「子どもを変える」のではなく「環境を変える」実践に取り組み、GIGA端末等も活用した個々の特性・ニーズに応じたサポートなども工夫してきた。また、2012年に東京大学先端科学技術センターの熊谷晋一郎氏と出会い、当事者研究の試みを参考に、教育の場で子どもたちと「自分研究」として新たな実践にチャレンジ。こちらは、著書『特別な支援が必要な子たちの「自分研究」のススメ』にまとめられている。https://bunshun.jp/articles/-/55798
●School Voice Project 理事メンバー:
若杉 逸平
名古屋市立の高校で18年間勤務。早期退職後、個人事業「ひらけごま。」を起業し、対話を通して“ありのままの自分でいて良いと思えるような場づくり“をしている。その中でも、学校に関わる大人が、子どものウェルビーングを考えるきっかけとなるような、イエナプラン教育や子どもの権利をテーマとした対話会も行っている。また、アドボケイト養成講座を受講するなど、子どもの声をきき、寄り添うことに繋がる学びを続けている。
久保 敬
大阪市内の公立小学校で37年間、小学校教員として勤務し、2022年3月末、定年退職。初任校で出会った解放教育(人権・同和教育)に強い影響を受け、以来子どもたちの生活背景や思いを大切にする実践を重ねてきた。2021年5月、松井一郎前大阪市長に「提言書」を送ったことで話題になる。2008年より、月刊「ヒューマンライツ」に4コマまんが「ガッツせんべい」を連載。著書に「フツーの校長、市長に直訴!」(解放出版社)がある。また、人気お笑いコンビ「かまいたち」の濱家隆一さんの小学校5・6年の担任でもあり、「僕の好きな先生」(宮崎亮著・朝日新聞出版)が2023年9月に出版された。
パネルトーク #2「教職員のウェルビーイング」
●ゲスト:石川晋さん
ばん走者・授業づくりネットワーク理事長 / 横浜市立小学校教員・元北海道公立中学校教員
1967年、北海道旭川市生まれ。1989年北海道中学校教員として採用。以降、オホーツク、旭川、十勝の中学校を歴任し、2017年3月に退職。その後、日本中の学校を年間100校以上訪問し、飛び込み授業や校内研修に関わる。またオンラインでも全国の多くの先生たちと対話を続けている。2022年からは横浜市の小学校で再び教員として勤務している。著書に『学校とゆるやかに伴走する』と『笑顔と対話があふれる校内研修』などがある。https://toyokeizai.net/articles/-/688019
●School Voice Project 理事メンバー:
山本 智子
現在小学校の教員。東日本大震災をきっかけに、大きく教育観が変わり、今も学びの旅の途中。令和3年、上越教育大学教職大学院に入学。赤坂真二に師事し、アドラー心理学を土台にした学級経営(組織や人間関係づくり)について研究する。学級経営とは「人間関係を構築し、場の環境を整えること」であり、教職員の良好な人間関係・安心安全な職員室の実現と、地続きであることも学ぶ。大学院修了後は小学校現場に戻り、現在は特別支援担任として日々奮闘中。また、大学院での学びを「学級経営伴走ゼミ」という形で講座を開催中。ホワイトボードミーティング®認定講師。哲学もオンラインで勉強中。
●加藤 陽介
宮城県仙台市公立小学校教諭。現在は「児童支援教諭」「いじめ対策担当」として担任を持たずに児童や教員の様々なニーズに寄り添いながらサポートを行っている。SVP副代表を務め,「対話合宿」や「フキダシラジオ」等,全国の仲間たちと対話を通して,自己研鑽をしている。
参加保障に関して
School Voice Project のイベントでは、《誰もが参加できる仕組みづくり》を目指しています。参加のハードルをなるべく解消すべく、今回は以下の取り組みを行います。下記以外でも、イベント運営に関して、参加保障の観点からお気づきの点や参加を検討するにあたって相談したいことがあれば気軽にお寄せください。
▼保育ボランティアの配置 / キッズスペースの確保
・基本的には保護者の方にお子さんを見ていただく前提となりますが、保育ボランティアを数名配置予定ですので、状況を見ながら適宜サポートいたします。
・お子さんが遊べるスペースや授乳・おむつ替えが可能なスペースを確保します。
▼UDトークを用いるなどの情報保障
・当日は司会進行や「パネルトーク」についてはUDトークを用いて全て書き起こしをし、即時プロジェクター投影を予定しています。
・「対話の時間」についてもUDトークを用いて聴覚障害等をお持ちの方や日本語が不自由な方にも参加していただけるように工夫します。
※UDトークとは? https://udtalk.jp/about/
▼会場等の状況について
・校舎内は、エレベーターがあり段差も少なく車椅子での移動も可能です。また、必要な場合はスタッフが人力でサポート可能です。
・会場までの道のり(公共交通の場合):最寄りのバス停が2つありますが、【稲荷前】から学校までは長い坂道です。【NTT中央研修センター】からお越しになるのをおすすめします。
・校舎内の駐車スペースは利用できません。お車で来られる場合は近隣の有料駐車場をご利用ください。
・ジェンダーフリー/車椅子/オストメイト対応トイレが各階にあります。
主催団体:NPO法人 School Voice Project
「学校現場の声を見える化し、対話の文化をつくる」をミッションに、100名を越える現職・元教職員メンバーの参画によってスタート。一人ひとりの教職員が日々働きながら感じ考えていること=「学校現場の声」を見える化し、課題解決へとつなげるための組みとして、WEBアンケートサイト「フキダシ」・WEBメディア「メガホン」・教職員のオンラインコミュニティ「エンタク」の運営、さらに政策提言・ロビイング活動に取り組んでいます。
[ 公式HP ] https://school-voice-pj.org
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