吉田理紗さんと宇津百音さん

夏の甲子園で初めて導入された手話 重責を担ったのは親友同士の女子高校生 ろう者と聴者をつなぐ新たな一歩へ 愛媛

2026年8月5日(水) 19:00

吉田理紗さんと宇津百音さん


球児たちの熱戦が繰り広げられる、夏の甲子園。

5日に開幕した第108回大会の開会式で、長い歴史上初めて「手話」が導入されました。

開会式で担当するのは、愛媛県松山市にある済美平成中等教育学校の2人の女子生徒。大役を任された彼女たちに、意気込みを聞きました。
※7月24日に公開された記事を再編集したものです

(手話で)
「まもなく開会式が始まります。準備が整うまでしばらくお待ちください」

(手話で) 「まもなく開会式が始まります。準備が整うまでしばらくお待ちください」

手話の練習に取り組む、甲子園の開会式で大役を担う済美平成中等教育学校の6年生(高校3年生にあたる)、吉田理紗さんと宇津百音さんです。

甲子園の開会式で大役を担う済美平成中等教育学校の6年生(高校3年生にあたる)、吉田理紗さんと宇津百音さん

2人は手話クラブに所属していて、全国の手話スピーチコンテストに出場したことなどが評価され、大会初となる大役に白羽の矢が立ちました。

吉田理紗さんと宇津百音さん

(吉田さん)
「初の試みだということで、すごい大役を任されてしまったというプレッシャーと
いうか、“重いものを受けてしまった”と思ったが、すごく楽しみの方が大きくなってきた」

吉田理紗さん

(宇津さん)
「本当にびっくりしたが、準備をしていくにつれて嬉しい気持ちが強くなって、将来は手話通訳士を目指しているので、司会の手話をすることができるのは、すごく貴重な機会だと思った」

宇津百音さん

入学以来の友人だという2人。そろって抜てきされたことが、さらに大きな喜びです。

吉田理紗さんと宇津百音さん


(宇津さん)
「これまで一緒に手話活動を頑張ってきた吉田さんと一緒に、甲子園の地に行けるというのは、ありがたいことだと思う。嬉しい」

 

■「主審」「主将」…“話し慣れない”言葉に苦戦

担当に決まって以降、5日の開幕に向け、日々、準備を進めてきました。

担当に決まって以降、5日の開幕に向け、日々、準備を進めてきました。

(吉田さん)
「本番は司会の方が読み上げると同時に、自分も手話表現するかたちなので、それに合わせる練習があまりできていない。そこをしないといけない」

「主審」や「主将」といった、普段の生活ではあまり使わない、野球やスポーツならではの言葉も、一つひとつ身につけています。

「主審」や「主将」といった、普段の生活ではあまり使わない、野球やスポーツならではの言葉も、一つひとつ身につけています。

 

記事のポイント! 

夏の甲子園の開会式で、大会史上初めて手話表現が導入され、愛媛県の女子高校生2人が全国の代表校名や野球特有の言葉を手話で伝えました。親友同士で練習を重ねた2人の挑戦から、ろう者と聴者が同じ感動を共有できる場を広げようとする思いが伝わります。

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原文掲載元はこちら

 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/itv/2846551?display=1

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